No.7 ニュースにならないどこかの誰か
March 1st, 2010 by Sally
チリで大地震があった。私の同居の家族はチリ人、そして先月入ってきた別のルームメイトもチリ人だから胸が痛む。
さらに、同居のおばあちゃんのイザベラは、なんと今チリに帰国中なのだ!
同居のお父さんからイザベラの無事を聞いたものの、故郷の惨事にお父さんもルームメイトも長い間テレビをつけている。
私たちがすぐにできることはまず寄付。
今は携帯電話からテキストを送って直ちに送金できるので、緊急を要する支援に対して、効率的な仕組みだ。
その方法はこちら。(ソーシャル・メディアサイト、”Marshable”より抜粋。)
アメリカ在住者向け(Verizon, At&T, Sprint, and T-mobile):テキスト送信料なし、寄付分は後の携帯の請求書に含まれる。
1. Text the word “CHILE” to 25383 to donate $10 on behalf of the Habitat for Humanity
2. Text the word “CHILE” to 20222 to donate $10 on behalf of World Vision
3. Text the word “CHILE” to 52000 to donate $10 on behalf of the Salvation Army
4. Text the word “CHILE” to 90999 to donate $10 on behalf of the American Red Cross
10ドル以上寄付したければ、数回送信するか、複数の団体にすればいい。
でも、こうやって寄付しながらいつも思うのは、地震ってニュース性があるから寄付も集まりやすいのでは、ということ。
もちろん、何の前触れもない地震で、抵抗のすべもなく惨事に合った人たちは、すぐに助けねばならない。
でも「危機にさらされている」という意味では戦争、飢饉、疫病、貧困、地雷、政治不安定、他の自然災害などで、今にも命を落としそうな、苦しんでいる人がたくさんいる。
ニュースにならずに世界から注目されない人たち。あるいは、慢性化した惨事を被っている人たち。そういう人たちを思うと、今ニュースで知っている地震の被災者だけに寄付するのが申し訳ないような気持ちが一瞬湧き起こる。

PHOTO : Matt Callow
また、同じ地震にしても、ハイチのためにアメリカでは多くの著名人や企業が動き、寄付を集めるためのイベントも連鎖的にたくさん行われている。
それは当然やるべきことだと思うのだが、「じゃあどこかで地震があるたびに同じ熱意を持って同じことするのか?」と、私はひねくれた考えも浮かんできちゃう。
(単発だろうが不公平だろうが、被災地としてはそんなことはどうでもよくて、とにかくもらえるだけもらいたいだろう。それでも全然足りないのだから。)
もっとも、私だってそうは言いながら、自分が地震で寄付という行為をしなければ、ニュースに出てこない人たちのことを考えることは少ない。私の寄付なぞ、その不公平さを生じさせるほどの額でもないし。
でも、ある場所で被災した人たちを思うとき、世界の他の場所からも、「助けて!」って叫び声が共鳴して聞こえるような気がしてならない。
お金も時間も余裕のない私ができることはなんだろう。まずは、ニュースに現れない情報も、できるだけ得なくては。
空港がダメージを受けていて、同居のおばあちゃんイザベラはしばらくニューヨークへ戻ってこれない。
無事とわかっていても、今は早く彼女に会いたい。














