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  • スパイの嫁取り大作戦『M:i:III』

    July 10th, 2006 by Bliss Appledore

    お待ちかね「トムちんズ・プロモーションムービー」新作でしてヨ!

    トムちんファン以外はその「ばかばかしさ」以外に観るものナシ…という前作で、あまりな「俺様を見ろ」ビームの乱用を叩かれまくったトムちん。
    今回は「友情・努力・勝利」の三本柱で無事チャンチャン。オーミーゴートーでーす。

    他のキャラの見せ場もちゃんと作ってあるし、味方チームの友情もキッチリ盛り込んで、出すトコ出して、引くトコ引いた、ってトコかと。
    ただし、一定以上のキャラ見せは、プロデューサー様のご意向でカット、カット、だけどネ。

    はやりモノをきちんと押さえたネタのチョイスっぷりも、「ウケてみせます」っちゅー自信にあふれてはいるケド、ストーリー全体にひねりがないせいか、終わった後で「あれ、もう終わり?」って気分になっちゃった。

    んでも、この作品を観るってのは、洋食屋に行って「定番メニュー」の「ハンバーグ定食」を食べるのと同じだからネ、ココで「特製ビーフシチュー」のコクとキレを期待しちゃイカンのです。
    だからコレでヨシ。

    あくまで主役のハンバーグが引き立たなくちゃイカンのだしネ。

    「ボーン」シリーズを観て勉強したとしか思えないトムちんの大熱演は、まさに手ごねハンバーグのお味。受け皿たる映像も、それに合わせてシッカリと手作りタイプになってマス。
    もちろん絶体絶命の状態からは、「ボーン」風にちょっとした小道具や機転だけで見事脱出、脱出、また脱出。

    んでも、「ピンチを脱するシーン」に漂う現実感やギリギリ感がいまいち弱いんで、もしもイーサン・ハントとジェイソン・ボーンが一騎打ちしたら、やっぱりボーンが勝つよな気がする。ウン。

    そして、わたしがこの「手作りハンバーグ定食」で、メインのハンバーグが目に入らないくらい熱く注目してた一品。それはイーサンのチームメイト、デクラン役のジョナサン・リース・マイヤーズですヨ。
    んー、ジョナサンの役所は、例えるなら付け合わせのコーンスープってカンジ。

    でもネ、このコーンスープは、ただの汁物じゃないヨ。

    ヘリコプターの運転手から警備員からD○Lの配達員からお上りさんからラフなスタイルのエージェント姿まで、あますことなくコスプレしまくり、名台詞は「Hold on(つかまれ~~~~)!」。

    しかも、コスプレの間には、俺様主人公にしか許されないはずの半裸まで拝ませてくれるサービスつきですもの、つぶつぶコーンたっぷりの食感が食べ応えありまくりでしてヨ。
    ライティングが暗めなんで、あのキレーーーなブルーアイズがあまり映えないのがちと残念かナ。

    そんでも、ミーティング中に机に寄っかかってる時の足の長さといい、D○Lの配達員をやってる時に話すオーバーアクションのイタリア語といい(さりげなく腰をかがめて「トムちんの目線に合わせて」ましてヨ)、ヘリコプター運転中の「サノ○ビッチ!」の一声といい。

    その何もかもがあまりにも可愛らしくて、脳みそは半壊、中枢神経は麻痺しっぱなし。
    いったい、何度「かわいぃいいぃいいいぃぃっ」とつぶやいたコトか…。

    そんな可愛い顔から、さくりとエージェントの顔に戻るその瞬間の色気はすさまじいヨ。
    マジで、マーージーーで、何か立ち上ってるからネ。キッチリ見えますモン。色気が。

    これはもう、言ってみれば「ハンバーグ定食なのに、セットのコーンスープの方が爆裂にウマかった」と、そゆコト。
    ああ、このコーンスープが単品で頼めたらもっと嬉しいのに、もっと美味しいのに!!!!

    まあ、あのコーンスープが飲めるんなら、もう一度食べてもいいけどぉ、ぇ、ハンバーグ? ハンバーグはまあ、フツー? (半疑問形)

    んで、この定食の主食にあたる部分、それは「イーサンの嫁決定戦」または「イーサンの嫁取り物語」。
    そ、実はこの作品はネ、「イーサンの嫁たる『史上最強の女』は誰か」っちゅー話で出来てんの。

    フランスのマドモアゼルよりもイケイケのシスターよりもブロンド&ブルーアイズのアメリカンガールよりもエイジアン美女エージェントより強い女、それこそがイーサンの嫁にふさわしい…ほんじゃそのナンバー・ワンってダーーーレ?

    今回、その輝かしき「史上最強の女」に輝いたのが、今作のヒロイン、ジュリア。

    ワケも知らされないまま、無理矢理に知らない国につれて来られたどころか、メスしか持ったことのない手に銃を握らされて「誰か来たらウッチマイナー」って無理難題を押しつけられても、見事にやってのけますモン。
    ホント、強いですから。相手は悪人とは言え、何げに殺人してますから。すごすぎですから。

    あんな修羅場でそんなことやってのける女、コレに対抗出来るのはララ・クロフト(@トゥーム・レイダー)だけだヨ。

    そんな女を嫁にもらったイーサン、そろそろハッピーエンドで引退かな?
    ちゅか、IMFはさっさとかの女をエージェントにスカウトすべきだと思ウ。

    んー、最高にオススメはしないケド、ハンバーグ定食としてはお金払って損はナシ。

    わたしにはコーンスープのみでお願いネ。


    何かと過剰度 ★★★★★★
    スパイ度 ★★


    今回、これまた「俺様系」のローレンス・フィッシュバーンがイーサンの上司役なんだケド、普通にモーフィアスだったヨ。モーフィアーーース(ネオの声で)。

    10年前にゃ「データが壊れちゃう」とか抜かしてMO(光磁気ディスク)をカタカタ振ったり、TGBで時速300kmを超えた状態じゃ「モバイル通信は不可能」に決まってんだろ、っちゅー世界も今やこんなにハイテクに。んでも、テープはいつも通り自動で消滅しておりマス。

    まあ、何つってもコワいのは、IMF特製(?)の「おクスリ」。注入したとたん、半死人も常人以上に活動出来ちゃうスグレもの。
    あ、だからイーサンも車に生身でガチンコして平気なんだネ。IMFって恐いトコだネ。

    ブリス・アップルドアのブログはこちら:BliBlo


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