ニューヨーク帰郷
August 2nd, 2010 by Hitoko Ueyama
久しぶりにニューヨークに帰郷したのは、先月のこと。
私も一週間の夏休みをとって、車を飛ばしてニューヨークのグランパ&グランマに会いに行くことにした。
多くの日本人のお友達は、既に日本へ一時帰国中。
会えないお友達などもたくさんいたが、ある意味、ゆっくりできてそれはそれでよかったと思う。
やはり一週間だけでは、なかなか無理があるものねぇ。
それにしても自分でもびっくりしているが、子連れの旅は、車でというのが定着しつつある。
10時間のドライヴなんてあり得ない、と以前は思っていたが、国内の旅だと、それが当たり前という感覚になってきた。
実際に、やってみれば大したことない。
子どもたちは、後ろでゲームやDVDに夢中で、普段はあまりさせてもらないことに没頭できて、大満足。
しかも普段は、かなりヘルシーな食生活をしているので(←ほんとかいな?)、こういう時に、ファストフードが食べられる(←ハイウェイにはそれしかない)というのも子どもたちにとっては嬉しい限り(汗)。
(私的には、「立ち食いそば」でもできないもんかなあ?といい加減思ったりするが)。
何回も往復していると、そのうちに外の景色にも慣れてきたりする。
そろそろワシントンDCで、モニュメントとかキャピタルが見えて来るよぉ〜、
とか、
あぁ〜!見て、見てぇ〜!またあったぁ。大きいパイナップル〜!
(これは確かフィラデルフィアのあたりだったと思うが、ビルディングの上に大きいパイナップルが乗ってる場所がある)。
と、みんなで見つけては、けらけら笑ったりしている。
地方都市を何個も通り抜けていると、その土地らしさというものがわかってきたりする。
よし、よし。
そういうのも一つの社会(地理)勉強よね。
広大なアメリカの地で、どこに何があるのかをよく自分の目に焼き付けておきなさい!
DSばっかりやってないで、もっとお外を見なさいね!
といきなりまた教育ママになったりして(笑)。
朝早くにNCを出発しニューヨークのグランパのお家に着いたのは、夜の7時頃だった。
休憩する間もなく、いきなりグランパは、
「さあ、みんな。ジョーンズビーチに行くよ〜!」
ときた。はぁ?これからですかぁ?
グランパのお家は、ロングアイランドのジョーンズビーチの直ぐ近くにある。
「10分ぐらいだから、ヒトコも、さあ行こうよ!」だって。

ジョーンズビーチのボードウォークには、たくさんの人がいた。
独立記念日の週末だったというのもあるが、毎週夏は、こんな感じらしい。

何やら人だかりが?と思ったら、そこでは、「ビートルズ」のそっくりさんコンサートが行われていた。
勿論無料コンサート。


各自椅子を持参して(または地べたに座る)、みんな踊ったり楽しんでいましたね。
まさか、私が「ビートルズ」で、踊るとは思わなかった。
そういう世代(つまりジャンルに関係なく、どんなものでも踊りだしてしまうこだわりのない中高齢者ということ)に突入したということなのかなあ(汗)?
ちょっとショックだったりしたけど、それも人生。
同じアホなら踊らにゃソンソン〜、を貫きましたね(笑)。

この時点で、夜の9時過ぎ。
みんなどうして、こんな夜遅くに遊んでいるんでしょうか?
この隣りには、幼児用プレイグラウンドまであって、ストローラーを押す家族で一杯だった。
私たちは、子どもたちが小さい頃は、夜7時以降の外出なんて、あまりしたことがなかった。
(子どもにとってそれが一番だと考えていたし、私たちもそこまでして遊びたいというパワーもなかった)。
でも、ここにいる人たちは、何だか子どもがいても、自分たちの人生を楽しんでいるんだなあ、
と改めて実感。そういう人生もあったんだなぁ。

子どもたちも何だか知らない世界を覗いているような感じ。
こういうことって、初体験だもんねぇ。
いつも8時には「もう寝なさい〜!」と親にウルサく言われているから。
ジョーンズビーチに来てよかったね。
グランパは、長年連れ添っているガールフレンドと一緒によくジョーンズビーチに来ているのだそうだ。
彼らが知り合ったのも、ここのビーチでのコンサートらしい。
疲れていたところでも、無理矢理に誘ってくれたグランパに感謝。
夜は、浜辺への立ち入りは禁止されていたが、グランマがみんなを誘って波打ち際まで行って見た。
しかし、途中で警備のお兄さんに注意された。
あぁ、残念だったねぇ。
普段、
人生、たまには外れることもオッケイ、ということを教えてくれようとしているグランパなのだ(←夫の父親とは思えない)。
そういう粋なグランパがいてよかったねぇ、キッズ!とつくづく思ったのでした。
さて、次の日は、ブルックリンのお友達の所へ。
現在は、NCで生活しているけど、君たちはやっぱりニューヨーク生まれのニューヨーカーだからね。
そうやってブルックリンでバスケットしたりしたことも、よーく心に刻み込んでおいてね。
そして、大人になったら、胸を張ってニューヨークに帰っておいで。


この週末は、ニューヨークもとてつもなく暑かった。
なんと103度を記録したとか。
ストリートでは、消火栓の水で遊ぶローカルな人たちで溢れていた。
こういうのは、ブルックリンなどではよく見かけるが、
子どもたちにとっては、珍しい光景。
(私たちがいたニューヨークでは、こういういたずらなことをする人たちはあまりいませんでしたねぇ、笑)。

長男は、DSで写真を撮ってるし(右)。


うわっ。私たちの車も自動洗車されている。
あぁ、窓しっかりと閉めてたっけなあ。とちょっと不安になったが、
お陰で車はキレイになってましたねぇ(笑)。
ちなみに、NCでは、車の前には、ナンバープレイトは着けません。
セキュリティ上、わざわざ消したわけじゃありませんから。

ブルックリン在住のひゆ君と子どもたち。ベイビーの頃から、年に数えるほどだけれども
機会がある度に会っていたお友達。幼なじみとして一生のお友達になれるかな?

サブウェイでブルックリンからマンハッタンへ。
サブウェイが値上がりしていたのは知っていたけど、あまりの高さに改めてびっくり。
昔は、1ドルだったのにねぇ(っていつのこと?)
「こっちの窓からは自由の女神が見えるよぉ〜」と教えてくれたひゆ君。

反対方向には、この風景。
(すっかり観光客な私たち、汗)。
しかし、いつ見ても感動するこの街。
そんな街って、世界中どこを探してもやっぱりないぞ、と思ったのでした。
私たちは、いろいろと夫婦で話し合ってニューヨークからノースキャロライナへと引っ越しをした。
ノースキャロライナの生活は、快適だし、子どもたちにとっても最高だ。
仕事にも恵まれたし、とっても大切な「出会い」があった、と個人的にも思っている。
そういう意味でもNCに来たのは、正解だった。
でも、でも…毎回ニューヨークに帰って来る度に、やっぱりニューヨークが恋しいなあ、と思わずにはいられない。
なんだかみんな、どういう状況にあろうとも、人生を楽しんでいるんだなあ。
そんなことを実感した帰郷となった。
私ももっと自分の人生を楽しめるようになりたいものだ。
ここ一年は、仕事に追われ、そういうことを考える時間が全くなかったもの。
今回のニューヨークは、私にもっと肩の力を抜いて人生を楽しむように導いてくれたようにも思える。
親戚やお友達と再会できて、とっても嬉しかったし、いろいろなことで、はっとすることもあった。
まだまだ青いなあ、私。
と思いつつ、だからこそ、もっと前向きに生きて行こうと心に誓うこともできた。
ありがとう、ニューヨーク!
また、近々戻って来るからね。
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