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	<title>NY Niche &#187; かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート</title>
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	<description>ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。</description>
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		<title>No.22 舞台のマジック！ ビジュアル表現に圧倒される『War Horse』</title>
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		<pubDate>Tue, 10 Jan 2012 04:07:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
		<category><![CDATA[舞台]]></category>
		<category><![CDATA[芝居]]></category>

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		<description><![CDATA[


「お母さん、ほら、わたしの手を触ってみてよ。震えが止まらない！」
 
客席の明かりが灯ってインターミッションになっても憑かれたように舞台を見つめていた少女が、隣席の母親にそう告げて小さな手を差し出した。
 
母親が [...]]]></description>
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<p>
「お母さん、ほら、わたしの手を触ってみてよ。震えが止まらない！」<br />
 <br />
客席の明かりが灯ってインターミッションになっても憑かれたように舞台を見つめていた少女が、隣席の母親にそう告げて小さな手を差し出した。<br />
 <br />
母親が両手で包み込んだその手の小刻みな震えは、母親越しにふと目をやったわたしにも見てとれる。<br />
 <br />
一幕目が終わっただけの芝居に興奮冷めやらぬ少女は、身体の震えを抑えようと母親にしがみつきながら、今見た物語について一心に話している。<br />
 <br />
しかし、目の前で繰り広げられたスペクタクルに興奮していたのは何もその少女だけではない。<br />
 <br />
少女のゆうに四倍は生き、もはやめったなことでは驚かないスレたわたしでさえ、こいつはスゴいものを見ているぞと客席で胸を高鳴らせていたのだ。<br />
<span id="more-5207"></span><br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_1.jpg" alt="" title="" width="250" height="460" /></p>
<br />
2008年のオリビエ賞２部門、2011年のトニー賞５部門に輝いた”War Horse”は、マイケル・モーパーゴの1982年の児童向け小説を原作としている。<br />
 <br />
英国デボンの農場で少年アルバートに育てられた鹿毛の馬ジョーイは、アルバートと強い絆で結ばれる。しかし、ジョーイは第一次世界大戦の騎馬隊用軍馬として売られてしまい、フランスに連れて行かれるのだ。<br />
 <br />
ジョーイを探し出すために軍に入隊して戦地に赴いたアルバート少年と、戦火の中で孤立し、敵地で生き延びていくジョーイ。<br />
 <br />
その冒険を描いたのがこの小説だ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_2.jpg" alt="" title="" width="400" height="610" /><br />
Seth Numrich as Albert</p>
 <br />
特徴的なのは、アンナ・シュウエルの『黒馬物語』のように、全てを馬が一人称で語っていること。<br />
 <br />
正直に言うが、この小説を読み始めた途端、わたしは思わず笑ってしまった。<br />
 <br />
１ページ目の第二段落にさしかかるや、馬が一人称で物語を語っていることに気付き、瞬時に馬がひずめでキーボードを叩いている漫画のような図が頭に浮かんだからだ。（だが、安心して欲しい。童心に返って読み進むうちに、その図はあっさり消え去ってしまった。）<br />
 <br />
もし、原作に忠実にと舞台でも馬に物語を語らせたなら、壇上で馬が言葉を発した途端、芝居はおとぎ話か学芸会になってしまっただろう。<br />
 <br />
しかし、”War Horse”のクリエイター達が舞台に立たせたのは『シュレック』のドンキーのように人間語を話す馬ではなく、全身でその感情を余すところなく伝えてくる実物大のパペットだった。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_3.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /><br />
Jude Sandy (Topthorn) and Prentice Onayemi (Joey)</p>
 <br />
南アフリカのケープタウンを拠点として活躍するハンドスプリング・パペット・カンパニーによるパペットの馬は、ニッカーポッカーをはいてサスペンダーで吊るした、一昔前の馬丁のような格好をした３人のパペッティア達が操る。<br />
 <br />
空洞になった馬の胴体の中に2人のパペッティアが潜り込み、前脚と後ろ脚をそれぞれ一人が動かす。残る一人は馬の頭の横に立って口取りをするかのように頭部を動かす。<br />
 <br />
その様はまるで人形浄瑠璃だ。<br />
頭部を動かすパペッティアが顔をさらしているところまで人形浄瑠璃の「出遣い」のよう。<br />
 <br />
文楽同様、明らかに目につく人形遣いの姿は馬が動き出すや観客の目には居ないも同然となり、意識からも消えてなくなる。<br />
 <br />
後に残るのは、いななきや息づかい、口、鼻、脚に胴、そして耳や尻尾に至るまでの細かい動きで感情の細部までを観客にダイレクトに語りかけてくる馬だけだ。<br />
 <br />
トビー・セズウィックの振り付けにより見事な演技を披露するのは、ジョーイとその友、隆々とした黒馬のトップソーン。<br />
 <br />
むき出しの骨組みと向こうが透けて見える布で作られたこの二頭の馬が、セントラルパークで見かけるどんな馬よりもリアルに見えるのだから、これぞまさに舞台のマジックだろう。<br />
 <br />
ジョーイが仔馬から一瞬にして大人の馬に成長するシーンには思わずはっと息を飲むし、ジョーイが初めて鋤をひいて大地を耕すシーンにもジョーイの苦労と成果に胸が熱くなる。<br />
 <br />
また、アルバートを乗せて草原を駆けるジョーイの描写は美しく、ジョーイとトップソーンが並んで敵陣に突撃するシーンも圧巻だ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_4.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /><br />
 The cast of War Horse</p>
 <br />
素晴らしいパペットは何も馬だけではない。<br />
 <br />
デボンの空を飛ぶ鳥達や、死肉をついばむカラスに、アルバート少年の家族が飼う愉快なガチョウも全てパペットで表現される。<br />
 <br />
特に、コメディリリーフとして登場するガチョウは、セルマ・ラーゲルレーヴの『ニルスの不思議な旅』のモルテンのように雄弁で微笑まずにはいられない。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_5.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /><br />
The cast of War Horse</p>
 <br />
パペットと同じくらい素晴らしいのが、目の前で繰り広げられるポエティックで時に痛ましくもある舞台美術だ。<br />
 <br />
舞台の上部には、まるでスケッチブックからちぎりとった画用紙のようなペナント形の横断幕がかけられている。<br />
 <br />
そこに、デボンの田園風景や凄惨な戦場の様子が映写されるのだが、それが全て3B鉛筆でスケッチしたかのような素描で表現されるのだ。<br />
 <br />
芝居にはスケッチをするのが好きな大尉が登場し、横断幕に映し出される映像はまるで彼のスケッチブックから切り取った一ページのように見える。<br />
 <br />
重要な日付や場所情報も日記や手紙の一ページのようにさらりと映し出され、芝居の雰囲気にぴったりとマッチして秀逸だ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_6.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /></p>
 <br />
また、それまでの戦争とは戦い方を大きく変えてしまった第一次世界大戦のおどろおどろしい戦場の描写にも目を奪われる。<br />
 <br />
せり上がる舞台中央の盆を使って表現した塹壕。<br />
騎馬隊の行方を阻む有刺鉄線の海。<br />
轟くマシンガンの音。<br />
 <br />
特に、走る馬を有刺鉄線がからめ捕るシーンは、観ているこちらの胸に痛みを走らせる。<br />
 <br />
そして突然現れてはすべてをなぎ倒す戦車。<br />
 <br />
一目でそれとわかる第一次世界大戦時の特徴的な戦車の形は、骨組みだけで表現されている。<br />
 <br />
その骨組みは、観客にパペットのジョーイやトップソーンの骨組みとの類似性を瞬時に思い起こさせ、それと同時に馬と戦車との明らかな違いも強調する。<br />
 <br />
それまで目の前で感情や痛みを表現し、魂の存在を見せつけて来たパペットの馬。<br />
 <br />
それを魂など存在し得ない鉄の塊の骸骨のような戦車と対比させ、大量破壊兵器とその登場の恐ろしさを観客の視覚にこれでもかと訴えるのだ。<br />
 <br />
それをさらに強調するのがどんな戦争映画にも負けない効果音とドラマチックなライティング。<br />
 <br />
舞台美術のレイ・スミスはこの作品でオリビエ賞とトニー賞を受賞し、照明デザインのポール・コンステイブルと音響デザインのクリストファー・シャットはそれぞれトニー賞を受賞した。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_7.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /><br />
Alyssa Bresnahan as Rose Narracott and Boris McGiver as Ted Narracott</p>
 <br />
しかし、素晴らしいビジュアル表現に比べて少々残念なのは、舞台に登場する人間達だ。<br />
 <br />
パペットが細やかな演技で表現する馬に比べ、次から次へと登場する人間のキャラクターやそれを演じる俳優が、どうも数段見劣りしてしまうのだ。<br />
 <br />
特に、ジョーイとトップソーンに巡りあったドイツ軍人フレデリックが、とある行動をとる原作にはないエピソードは、「戦争はよくないもの」という教えを強調するためにとってつけたもののように思え、わざとらしさすら感じる。<br />
 <br />
また、そのフレデリックが出会うフランス人の少女、エミリー役を演じる子役は終始叫ぶように台詞を口にするせいで、つい隣のメトロポリタン・オペラ・ハウスで上演されているアンソニー・ミンゲラ演出の『マダム・バタフライ』を思い出してしまい、<br />
 <br />
「蝶々さんの子どもを演じたあの素晴らしい文楽の人形のように、この役もパペットだったら良かったのに」<br />
 <br />
と思わずにはいられない。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_8.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /><br />
Peter Hermann as Friedrich Muller and Elliot Villar</p>
 <br />
さらに、お涙頂戴なラストシーンにも、この『黒馬物語』の戦争編のようなお話がもともと児童文学であったことを思い知らされて少々恥ずかしくなる。<br />
 <br />
しかし当然ながら、観客はスイッチを押されたようにそこですすり泣きの声を漏らすのだが。<br />
 <br />
要所要所で登場してはバイオリンとアコーディオンの音色に乗せてフォークロアソングを披露してきたミュージシャンが、ラストに登場する頃には少々五月蝿く感じられるのは、ひょっとしたらこのお涙頂戴のラストシーンのせいかもしれない。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2012/01/broadway22_9.jpg" alt="" title="" width="450" height="610" /><br />
Liam Robinson and Kate Pfaffl</p>
 <br />
だが、どんなに物語が子ども向きであろうとも、この舞台が観客に体験させるスペクタクルが圧倒的であることに間違いは無い。<br />
 <br />
そう、この舞台はまるでオペラなのだ。<br />
 <br />
オペラが音楽の美しさによって単純な物語を観る者の心の奥深くまで染み込ませ、琴線に触れるように、この芝居はパペットによるビジュアル表現の素晴らしさによって子ども向きの物語を観る者の心の奥深くまで染み込ませるのだ。<br />
 <br />
劇場からの帰り道、わたしはつくづくと思った。<br />
 <br />
この物語にこれほど感動するなんて、それこそ舞台の魔法としか言いようが無いではないか！<br />
 <br />
そして決意した。<br />
日本に帰ったら必ず文楽を見ようと！<br />
 <br />
それほどパペットに心動かされた夜だった。<br />
 <br />
<strong>All Photos by Paul Kolnik</strong><br />
 <br />
<p style="color: #ff6600;">舞台ビジュアルの大人向け度：★★★★★<br />
物語のお子様向け度：★★★★<br />
物語のお涙頂戴度：★★★★<br />
馬語が理解出来る度：★★★★★<br />
文楽が見たくなる度：★★★★<br />
 <br />
チケットに払ってもよい金額：$135.00（フルプライス）</p>
 <br />
</p>
<blockquote><p>＜おまけ＞<br />
モーパーゴの小説とこの舞台を原作にしたスピルバーグ監督による映画”War Horse”（邦題『戦火の馬』）が、昨年のクリスマスに全米公開となった。日本での公開は３月２日の予定だ。<br />
 <br />
小説、舞台、映画ともに基本的な物語は同じだが、登場する人間達のバックストーリーや描き方はそれぞれに異なるので、それぞれに楽しめるはず。<br />
 <br />
しかし予め警告しておくが、映画にはパペット達は全く登場しない。悪しからず。</p></blockquote>
<p>
<br />
<strong>“War Horse”</strong><br />
劇場：Vivian Beaumont Theatre<br />
150 West 65th Street (Lincoln Center)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://www.warhorseonbroadway.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.warhorseonbroadway.com/?referer=');">http://www.warhorseonbroadway.com/</a><br />
<a href="http://www.lct.org/showMain.htm?id=199" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.lct.org/showMain.htm?id=199&amp;referer=');">http://www.lct.org/showMain.htm?id=199</a><br />
<br />
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<div id='dir_1'></div>
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}
//]]&gt;
</script><br />
 <br />
Student Rush Ticket：有り（要学生証。１枚$30.00のチケットは１人１枚のみ購入可。上映時間の２時間前より販売開始。但し、Rush Ticketの出ない公演もあるので、Box Officeにて確認のこと）<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール：火＠午後７時、水＠午後２時＆午後８時、木金＠午後８時、土＠午後２時＆午後８時、日＠午後３時<br />
<br />
<p class="pic"><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/iY5YMshpCcw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<br />
The Handspring Puppet Companyによるジョーイのメカニズムの説明<br />
<p class="pic"><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/QrhPH9yuKYM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
 <br />
The Handspring Puppet Company によるTEDでのパペットのデモンストレーション全容をご覧になりたい方はこちらをどうぞ（約18分）<br />
<p class="pic"><object width="452" height="323"><br />
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<br />
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<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.com/War-Horse-Movie-Michael-Morpurgo/dp/0545403359%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D0545403359" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/War-Horse-Movie-Michael-Morpurgo/dp/0545403359_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3D0545403359?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51uiE8Mhh9L._SL160_.jpg" border="0" alt="War Horse: (Movie Cover)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.com/War-Horse-Movie-Michael-Morpurgo/dp/0545403359%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D0545403359" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/War-Horse-Movie-Michael-Morpurgo/dp/0545403359_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3D0545403359?referer=');">War Horse: (Movie Cover)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Michael Morpurgo <br /><br />Scholastic Press  2011-11-01<br />Sales Rank : 236<br /><br /><a href="http://www.amazon.com/War-Horse-Movie-Michael-Morpurgo/dp/0545403359%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D0545403359" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/War-Horse-Movie-Michael-Morpurgo/dp/0545403359_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3D0545403359?referer=');">See details at Amazon</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.com/War-Horse-ebook/dp/B00457WZEI%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00457WZEI" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/War-Horse-ebook/dp/B00457WZEI_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB00457WZEI?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CzrEoEzyL._SL160_.jpg" border="0" alt="War Horse" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.com/War-Horse-ebook/dp/B00457WZEI%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00457WZEI" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/War-Horse-ebook/dp/B00457WZEI_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB00457WZEI?referer=');">War Horse</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Michael Morpurgo <br /><br />Scholastic Press  2010-10-01<br />Sales Rank : 28<br /><br /><a href="http://www.amazon.com/War-Horse-ebook/dp/B00457WZEI%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00457WZEI" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/War-Horse-ebook/dp/B00457WZEI_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB00457WZEI?referer=');">See details at Amazon</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table></p>


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		<pubDate>Tue, 06 Dec 2011 23:03:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
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ロンドンのウエストエンドでスマッシュヒットを飛ばし、その後ブロードウェイに来るや2009年のベストミュージカル賞を含む10個のトニー賞を受賞した『Billy Elliot the Musical』
 
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<p>
ロンドンのウエストエンドでスマッシュヒットを飛ばし、その後ブロードウェイに来るや2009年のベストミュージカル賞を含む10個のトニー賞を受賞した『Billy Elliot the Musical』<br />
 <br />
それがとうとう2012年1月8日に終演を迎える。<br />
<span id="more-5048"></span><br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_1.jpg" alt="" title="" width="250" height="314"  style="margin: 10px; float: left;" />この作品は、世界中でヒットした2000年の英国映画『Billy Elliot』（邦題『リトル・ダンサー』）を舞台ミュージカルにしたものだ。<br />
 <br />
映画の脚本を書いたリー・ホールがミュージカルの台本と歌詞を書き、映画を監督したスティーブン・ダルドリーが舞台の演出を手がけた。<br />
 <br />
そう聞くと、「きっと映画を忠実に舞台ミュージカル化したものに違いない」と想像することだろう。<br />
 <br />
しかし、そう思ってこの舞台を観ると、映画よりもさらに深みのある社会情勢の描写と、それがくっきりと浮き彫りにするドラマの深さに驚くはずだ。<br />
<br /><br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_2.jpg" alt="" title="" width="450" height="284" /><br />
Jacob Clemente (Billy) / Photo by Carol Rosegg</p>
 <br />
映画と舞台の違いはしょっぱなから明らかだ。<br />
 <br />
物語の舞台は映画と同じく1980年代半ばの英国の炭鉱町。<br />
しかし、幕が開くや劇場の観客がまず思い知らされるのは、1984年に英国の炭鉱町が置かれた厳しい状況と彼らの思いである。<br />
 <br />
燃料の主流は石炭から石油に移り代わろうとしている。<br />
「鉄の女」サッチャー政権は採算の合わない国内の石炭産業を合理化するつもりでいる。<br />
 <br />
炭鉱の労組はそれを阻止しようと連帯を呼びかけ、鉱夫達はストライキをし、ピケを張る。その中には主人公の少年ビリー・エリオットの父や兄もいる。<br />
 <br />
しかし政府は機動隊を動員してそれを鎮圧しようとする。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_3.jpg" alt="" title="" width="450" height="374" /><br />
PHOTO : Carol Rosegg</p>
 <br />
映画では、ビリー少年が音楽に乗ってベッドの上でぴょんぴょん跳ねながらキュートに空中でポーズをきめていたオープニングのシーンが、ミュージカルでは、サッチャリズムが当時の英国民の生活に落とした影と社会状況を観客にまず知らしめるシーンとなっている。<br />
 <br />
そして、貧しいながらも自分たちの生活を守ろうと連帯し、身体を張って闘う人間達の姿とその力強い声のコーラスが、観客達の胸に何やら後で発熱しそうな固まりを密かに埋め込んでしまう。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_4.jpg" alt="" title="" width="450" height="300" /><br />
PHOTO : Carol Rosegg</p>
 <br />
主人公ビリーを囲む物語は映画と変わらない。<br />
 <br />
母を亡くし、父、兄、祖母と暮らす11歳のビリーは、苦しい家計の中、父が捻出してくれたお金でボクシング教室に通っている。でも、心惹かれるのはボクシングではなく、同じ部屋で開かれているバレエ教室のほう。<br />
 <br />
ビリーは父や兄に内緒でボクシングを止め、バレエの練習に加わる。<br />
 <br />
バレエを始めたばかりでぎこちないポーズしかとれないビリーが、やがて正確で美しいアチチュードのポーズでしっかりとバランスをとり、ふらつくことなくピルエットする。<br />
 <br />
それを目にした時、先ほど胸に埋め込まれた得体のしれない固まりが、またもや胸の内でじんわり熱くなる。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_5.jpg" alt="" title="" width="450" height="501" /><br />
Haydn Gwynne (Mrs. Wilkinson) and David Alvarez (Billy)<br />
PHOTO : Carol Rosegg</p>
 <br />
炭鉱町ダーラムでは、父が炭鉱夫なら息子もやがて炭鉱夫になるのが当たり前。男は男らしくボクシングやレスリングをするもので、バレエは当然女がするものだ。<br />
 <br />
そんな中、ビリーが「男らしい」ボクシングに使うべき貴重なお金を「女々しい」バレエに浪費していることを知った父は、男がバレエなどもってのほかと猛反対する。<br />
 <br />
一方ビリーの才能に気づいたバレエ教師は、ビリーにロイヤル・バレエ・スクールの入学テストを受けてみろと薦める。<br />
 <br />
だがビリーは、例え貧乏であってもそれを守るために必死に戦う父や兄の姿を目の当たりにし、バレエに対する自分の感情を押し殺そうとするのだ。<br />
 <br />
廃れる一方の石炭産業に一生を捧げてきた父は、そんなビリーの思いを察し、ある大きな決断を下す。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_6.jpg" alt="" title="" width="450" height="674" /><br />
Gregory Jbara (Dad)とAlex Ko (Billy) / PHOTO : Carol Rosegg</p>
 <br />
ブロードウェイのオリジナルキャストでビリーの父、DADを演じたのは、この役で初のトニー賞を受賞したグレゴリー・ジバラ。（注１）<br />
 <br />
余談だが、実はジバラ氏とはかつて同じアパートメントビルに住んでいたご近所さん同士だ。<br />
 <br />
プライベートでも家族思い、隣人思いで、ビルのエントランスホールや道でばったり出会うと必ず声をかけてくれ、最近見たブロードウェイのショーの話や、家族の話をしてくれる気さくな好人物だ。<br />
 <br />
そんな彼が演じるDADは、家族を深く愛し、家族のためには信念を曲げることもいとわない父親の情の深さを実に自然とにじみ出していた。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_7.jpg" alt="" title="" width="450" height="295" /><br />
PHOTO : Carol Rosegg</p>
 <br />
音楽は英国が誇るミュージシャン、エルトン・ジョン卿。<br />
<br />
映画Billy Elliotを舞台ミュージカルにするべきだと自らリー・ホールにアピールしただけのことはあり、時にポップでロック、時に伝統的なミュージカルナンバーで劇場を満たす。<br />
 <br />
また、原作映画でもうまく使われていたチャイコフスキーの『白鳥の湖』のメロディをちらりと使い、映画を知るものをにやりとさせてくれる。<br />
 <br />
そして、ダンスが物語の重要な役割を持っているだけあり、このミュージカルにはダンスシーンが豊富なことも嬉しい。<br />
 <br />
バレエにタップ、感情をそのままむき出しに表すダンスと、それぞれのシーンに違和感無く溶け込むピーター・ダーリングの振り付けは秀逸だ。<br />
 <br />
またダンスと言えば、気になるのが原作映画のラストに登場する有名なバレエシーン。<br />
 <br />
映画は、公開の５年前にロンドンで初演されて話題をさらったマシュー・ボーン演出のコンテンポラリーダンス作品『白鳥の湖』を効果的に使い、主役のザ・スワンを演じた英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、アダム・クーパーを、大人になったビリーとして最後に登場させて観る者に嬉しい驚きを与えていた。<br />
 <br />
しかも、映画のオープニングで少年ビリーがベッドの上でジャンプしながら見せるポーズが、ラストに登場するザ・スワンの印象的なポーズの元となっていることもさりげなく見せるというニクさもあった。<br />
 <br />
この有名なラストシーンがミュージカルでは一体どう表現されているのか。<br />
 <br />
実は、ミュージカル版にはこのシーンは無いのである。<br />
 <br />
しかし、その代わりに予期せぬ時に予期せぬ形で用意されているのは、少年のビリーと大人になったビリーとの幻想的なダンスシーンだ。<br />
 <br />
光と影のコントラストが美しいリック・フィッシャーの照明の効果もあり、ポエティックで優雅なシーンに仕上がっていて必見だ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/12/broadway21_8.jpg" alt="" title="" width="450" height="675" /><br />
Peter Mazurouski (Billy) / PHOTO : Carol Rosegg</p>
 <br />
“Billy Elliot The Musical”は、音楽、ダンス、ドラマの３本全てがそろったミュージカルだ。<br />
 <br />
しかもそのドラマには厳しい現実と希望にあふれる夢とが絶妙のバランスで混ざり合い、観る者を鼓舞して止まない。<br />
 <br />
多様性や個性の讃歌とも言えるこのミュージカルが、来月で幕を閉じ、ブロードウェイから去ってしまうというのはなんだか少々寂しい気がする。<br />
 <br />
</p>
<blockquote><p>注１：現在DAD役を演じているのはグレゴリー・ジバラではなく、ダニエル・ジェンキンズ。</p></blockquote>
<p>
<br />
<p style="color: #ff6600;">英語がブリティッシュ且つ下町過ぎて台詞がわかりにくい度：★★★<br />
ビバ！　多様性、ビバ！　個性度：★★★★★<br />
見終わったらバレエを習いたくなる度：★★★★★<br />
見終わったら家族を大切にしたくなる度：★★★★★<br />
見終わったら人と違うことをしようとする人を激しく応援したくなる度：★★★★★</p>
 <br />
<strong>“Billy Elliot the Musical”</strong><br />
＜2012年1月8日にて終演予定＞<br />
劇場：Imperial Theatre<br />
249 West 45th Street (Bet. Broadway &#038; 8th Avenue)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://billyelliotbroadway.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/billyelliotbroadway.com/?referer=');">http://billyelliotbroadway.com/</a><br />
 <br />
Rush Ticket：有り（但し、学生に限る。要学生証の提示）<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール：火＠午後７時、水＠午後２時、木金＠午後７時30分、土日＠午後２時＆午後７時30分<br />
<strong>＊ クリスマス期間と年末年始のスケジュールはオフィシャルサイトを要確認</strong><br />
<br />
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<div id='dir_2'></div>
<script type="text/javascript">
//<![CDATA[
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}
//]]&gt;
</script><br />
<br />
2009年トニー賞でのTrent Kowalik君のパフォーマンス<br />
<p class="pic"><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/1c_74VGGb6M" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Billy-Elliot-Musical-Various/dp/B000CS45RE%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000CS45RE" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Billy-Elliot-Musical-Various/dp/B000CS45RE_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000CS45RE?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Lojv%2BKbkL._SL160_.jpg" border="0" alt="Billy Elliot the Musical" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Billy-Elliot-Musical-Various/dp/B000CS45RE%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000CS45RE" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Billy-Elliot-Musical-Various/dp/B000CS45RE_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000CS45RE?referer=');">Billy Elliot the Musical</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Various <br /><br />Decca Broadway  2006-02-07<br />売り上げランキング : 31059<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Billy-Elliot-Musical-Various/dp/B000CS45RE%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000CS45RE" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Billy-Elliot-Musical-Various/dp/B000CS45RE_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000CS45RE?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.com/Billy-Elliot-Blu-ray/dp/B0068FZ1C8%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0068FZ1C8" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/Billy-Elliot-Blu-ray/dp/B0068FZ1C8_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB0068FZ1C8?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51RCaS4yEnL._SL160_.jpg" border="0" alt="Billy Elliot [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.com/Billy-Elliot-Blu-ray/dp/B0068FZ1C8%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0068FZ1C8" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/Billy-Elliot-Blu-ray/dp/B0068FZ1C8_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB0068FZ1C8?referer=');">Billy Elliot [Blu-ray]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" /><br />Universal Studios  2012-01-10<br />Sales Rank : 25186<br /><br /><a href="http://www.amazon.com/Billy-Elliot-Blu-ray/dp/B0068FZ1C8%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0068FZ1C8" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/Billy-Elliot-Blu-ray/dp/B0068FZ1C8_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB0068FZ1C8?referer=');">See details at Amazon</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8%E3%80%8C%E7%99%BD%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%B9%96%E3%80%8D-DVD-%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B000E6G1CG%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000E6G1CG" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_83_81_E3_83_A3_E3_82_A4_E3_82_B3_E3_83_95_E3_82_B9_E3_82_AD_E3_83_BC-_E3_83_90_E3_83_AC_E3_82_A8_E3_80_8C_E7_99_BD_E9_B3_A5_E3_81_AE_E6_B9_96_E3_80_8D-DVD-_E3_82_A2_E3_83_89_E3_83_B4_E3_82_A7_E3_83_B3_E3_83_81_E3_83_A3_E3_83_BC_E3_82_BA_E3_83_BB_E3_82_A4_E3_83_B3_E3_83_BB_E3_83_A2_E3_83_BC_E3_82_B7_E3_83_A7_E3_83_B3_E3_83_BB_E3_83_94_E3_82_AF_E3_83_81_E3_83_A3_E3_83_BC_E3_82_BA/dp/B000E6G1CG_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000E6G1CG?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/21KRGWGJ97L._SL160_.jpg" border="0" alt="チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 [DVD]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8%E3%80%8C%E7%99%BD%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%B9%96%E3%80%8D-DVD-%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B000E6G1CG%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000E6G1CG" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_83_81_E3_83_A3_E3_82_A4_E3_82_B3_E3_83_95_E3_82_B9_E3_82_AD_E3_83_BC-_E3_83_90_E3_83_AC_E3_82_A8_E3_80_8C_E7_99_BD_E9_B3_A5_E3_81_AE_E6_B9_96_E3_80_8D-DVD-_E3_82_A2_E3_83_89_E3_83_B4_E3_82_A7_E3_83_B3_E3_83_81_E3_83_A3_E3_83_BC_E3_82_BA_E3_83_BB_E3_82_A4_E3_83_B3_E3_83_BB_E3_83_A2_E3_83_BC_E3_82_B7_E3_83_A7_E3_83_B3_E3_83_BB_E3_83_94_E3_82_AF_E3_83_81_E3_83_A3_E3_83_BC_E3_82_BA/dp/B000E6G1CG_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000E6G1CG?referer=');">チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 [DVD]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" /><br />ワーナーミュージック・ジャパン  2006-03-08<br />売り上げランキング : 15051<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%A8%E3%80%8C%E7%99%BD%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%B9%96%E3%80%8D-DVD-%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B000E6G1CG%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000E6G1CG" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_83_81_E3_83_A3_E3_82_A4_E3_82_B3_E3_83_95_E3_82_B9_E3_82_AD_E3_83_BC-_E3_83_90_E3_83_AC_E3_82_A8_E3_80_8C_E7_99_BD_E9_B3_A5_E3_81_AE_E6_B9_96_E3_80_8D-DVD-_E3_82_A2_E3_83_89_E3_83_B4_E3_82_A7_E3_83_B3_E3_83_81_E3_83_A3_E3_83_BC_E3_82_BA_E3_83_BB_E3_82_A4_E3_83_B3_E3_83_BB_E3_83_A2_E3_83_BC_E3_82_B7_E3_83_A7_E3_83_B3_E3_83_BB_E3_83_94_E3_82_AF_E3_83_81_E3_83_A3_E3_83_BC_E3_82_BA/dp/B000E6G1CG_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000E6G1CG?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table></p>


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		<title>No.20 短髪厳禁！ 80年代ヘアーメタルロックまみれの懐メロおバカミュージカル『Rock of Ages』</title>
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		<pubDate>Mon, 08 Aug 2011 23:02:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[セレブ]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[舞台]]></category>
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ハムレットの苦悩が「生きるべきか、死ぬべきか」なら、その夜ブロードウェイの劇場に座るわたしの苦悩は「いっそのことノルべきか、出るべきか」だった。
 
ロックミュージカル『Rock of Ages』を上演する劇場に入 [...]]]></description>
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<p>
ハムレットの苦悩が「生きるべきか、死ぬべきか」なら、その夜ブロードウェイの劇場に座るわたしの苦悩は「いっそのことノルべきか、出るべきか」だった。<br />
 <br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/08/browadway20_4.jpg" alt="" title="" width="206" height="320" style="margin: 10px; float: left;" />ロックミュージカル『Rock of Ages』を上演する劇場に入ったとたん、そもそもそこがブロードウェイの劇場なのかという疑問が頭をもたげてきた。<br />
<br />
劇場の中ではピチピチTシャツを着たウェイトレスが、ヘソを見せびらしながら客席を縫うように移動し、注文を聞いては酒を運んでいる。<br />
 <br />
わたしの隣に座るかつてのバイカーとその彼女風の40代後半カップルは、そんな酒をすすりつつBGMに体脂肪を揺さぶっている。<br />
 <br />
少し離れたところでは、プレイビルと一緒に渡された100円ライター型ペンライトをさっそく嬉しげに点け、腕を高らかに上げて左右に振っている観客もいる。<br />
 <br />
気のせいか、男性客の髪は他の劇場平均よりも長くてうねっているし、女性客の革ジャン率も高い。中にはスタッズ付き革ジャンのウェービーヘアーなカップルまでいる。<br />
 <span id="more-4622"></span><br />
劇場を包む雰囲気はまるでライブハウスで、観客が待つのは舞台奥に置かれたバンドセット（ドラムは「エサを与えるべからず」と記された檻の中）にミュージシャンが陣取り、ロックコンサートを始めることだけのよう。<br />
 <br />
思わず膝に置いたプレイビルをお守りのように握りしめ、<br />
 <br />
<strong>「ここはブロードウェイの劇場だよね？」</strong><br />
 <br />
と自問してみるが、舞台に登場したジャック・ブラックもどきのMCが無情にも宣言したのは、<br />
 <br />
<strong>「ここは1987年のハリウッド、サンセット・ストリップ！」</strong><br />
 <br />
だった。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/08/browadway20_1.jpg" alt="" title="" width="400" height="601" /><br />
PHOTO :  Joan Marcus</p>
 <br />
ライブのMCだと思ったジャック・ブラックが、サンセット・ストリップにあるライブハウスで働くロニーという役を演じているのだと知った頃には、バブリーな時代設定にぴったりの泡のように中身の無いボーイ・ミーツ・ガール物語が始まっている。<br />
 <br />
そしてそれが<strong>「いっそのこと他の観客のようにノルべきか、それとも劇場を出るべきか」</strong>というわたしの苦悩の始まりでもあった。<br />
 <br />
まるでジャーニーの1981年のヒットソング、Don’t Stop Believin’の歌詞のように、故郷の小さな町を出たシェリーがシティボーイのドリューに出会う。<br />
 <br />
それぞれに女優とロックシンガーになるという夢を抱く二人は、ライブハウスで働き、当然のようにお互いに惹かれ合うがこれまた当然のようにすれ違う。<br />
 <br />
この二人の恋の行方に、土地開発によるライブハウスの取り壊し問題がからまって物語は進む。<br />
 <br />
登場するのは女と見ればすぐにズボンのジッパーをおろす自己中ロックスター、ストリップ小屋のオーナー、ドイツ人の強欲土地開発業者に収賄市長、そして環境保護運動家という濃いめのキャラクター達。<br />
 <br />
これらの登場人物が80年代バリバリのこっ恥ずかしい衣装に身を包み、これでもかと腰を前後に振り、くねらせ、鏡獅子のような髪を振り回しつつ、複雑でもなんでもない人間模様を織りなして見せるのだ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/08/browadway20_2.jpg" alt="" title="" width="400" height="533" /><br />
PHOTO : Paul Kolnik</p>
 <br />
観客は大喜びでノリノリ。<br />
しかし、なぜかノリそこなって客席に取り残されてしまったわたしはお話のあまりの陳腐さにいたたまれなくなって後悔する。<br />
 <br />
<strong>「ちきしょう。酒をしこたま飲んでおくんだった！」</strong><br />
 <br />
しかし、劇場を出るべきかとまで考え始めたわたしを引き止めたのは、このミュージカルの主役と言っても過言ではない80年代のヒット曲の数々。そして、曲と曲との間に観客をいじくっては楽しませる、名物司会者のような狂言回しのロニーの存在だ。<br />
 <br />
Twisted SisterのI Wanna Rock、ボン・ジョヴィのWanted Dead or Alive、ホワイトスネイクのHere I Go Again、ヨーロッパのThe Final Countdownといった、聞くだけで髪がうねうねと伸びてきそうな曲の合間に、マレットヘアーの襟足をちろちろとなびかせたジャック・ブラックもどきのロニーが舞台中をかけずり回る。<br />
 <br />
そして舞台と客席との間の見えない第四の壁などすっかり無視して、内緒話をするかのような親密さで観客に直接話しかけてくる。<br />
 <br />
ロニーと往年のヒット曲との組み合わせは、まるでお笑い芸人が司会する懐メロ歌合戦番組を見ているかのよう。<br />
 <br />
こうなると曲と曲の合間の物語展開はもはや番組の途中で挿入されるコマーシャルみたいなものだ。CMが始まるとチャンネルをつい変えたくなるように、おバカな泡物語が始まるやつい指でパチンとはじきたくなるのを我慢して、次の懐メロ・ロックがロニーの司会とともに始まるのをぼんやり待ちさえすれば良いのである。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/08/browadway20_3.jpg" alt="" title="" width="400" height="533" /><br />
PHOTO: Paul Kolnik<br />
左がロニー</p>
 <br />
この80年代ヘアーメタルロックまみれの懐メロおバカミュージカルは、トム・クルーズやキャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、アレック・ボールドウィンにメアリー・J・ブライジなどの有名スターがずらりと出演する映画版が現在製作中だ。<br />
 <br />
トム・クルーズが演じるのは自己チューで女ったらしのロックスター、ステイシー・ジャックス。アメリカでの公開は来年６月の予定である。<br />
 <br />
と、ここであなたの頭にはきっと新しい疑問が生まれただろう。<br />
 <br />
映画公開までに舞台を見ておくべきか、パスするべきか。<br />
<strong>That is the question.</strong><br />
 <br />
</p>
<blockquote><p>
注：日本でもこのミュージカルの翻訳版が10月28日から東京で上演される。主演は扇風機で髪をなびかせるのが日本一似合う男、T. M. Revolutionこと西川貴教。狂言回しの美味しい役ロニーを演じるのは川平慈英だ。<br />
（日本のシアター界に疎いわたしが、これを見た後に「日本でするなら……」と妄想したとおりの配役で、ちとびっくり。)<br />
<br />
オフィシャルサイト（<a href="http://www.rockofages.jp/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.rockofages.jp/?referer=');">http://www.rockofages.jp/</a>）のビジュアルがちっとも80年代風じゃなく、むしろ2011年ゴスロリ風な点がちょいと残念。</p></blockquote>
<p>
<p style="color: #ff6600;">80’s度：★★★★★<br />
ヘアメタ度：★★★★★<br />
ノリそびれると恥ずかしくていたたまれなくなる度：★★★★★<br />
だから無理矢理でもノッたもん勝ち度：★★★★★<br />
トム・クルーズが歌って髪振り乱す予定の映画公開が待ち遠しい度：★★★★★</p>
 <br />
チケットに払ってもよい金額：30ドル （ライブハウスでのミュージックチャージとして。ワンドリンクはついてこないので、ドリンク代は別途必要。）<br />
 <br />
<strong>“Rock of Ages”</strong><br />
劇場：Helen Hayes Theatre<br />
240 West 44th St. (Bet. Broadway &#038; 8th Avenue)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://www.rockofagesmusical.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.rockofagesmusical.com/?referer=');">http://www.rockofagesmusical.com/</a><br />
 <br />
Rush Ticket：有り（但し、学生証を提示出来る学生のみ。１枚$27.00のチケットを一人につき２枚まで購入可能。詳細はオフィシャルサイトで要確認）<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール（８月末以降はオフィシャルサイトを要確認）：月=午後８時／火=午後７時／木=午後８時／金=午後３時、８時／土＝午後２時、８時／日＝午後３時<br />
<br />
<div id='map_3' style='width:100%; height:270px;' class='googleMap'></div>
<div id='dir_3'></div>
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//<![CDATA[
if (GBrowserIsCompatible()) {
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}
//]]&gt;
</script><br />
<br />
<div class="break">&nbsp;</div>
<br />
2009年トニー賞授賞式でのパフォーマンス<br />
<p class="pic"><object width="425" height="272"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/dBI0DNn0g_c?version=3&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/dBI0DNn0g_c?version=3&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" width="425" height="272" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true"></embed></object></p>
 <br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=SRwrg0db_zY" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.youtube.com/watch?v=SRwrg0db_zY&amp;referer=');">Twisted SisterのI Wanna Rock</a><br />
（ボーカルのディー・スナイダーは、ライブハウスのオーナー役でミュージカルに出演していた）<br />
<br />
80年代のロン毛ロックを象徴するホワイトスネイクのHere I Go Againのミュージックビデオ<br />
<p class="pic"><object width="425" height="349"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/i3MXiTeH_Pg?version=3&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/i3MXiTeH_Pg?version=3&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" width="425" height="349" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true"></embed></object></p>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Rock-Ages/dp/B002ACKBR8%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002ACKBR8" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Rock-Ages/dp/B002ACKBR8_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB002ACKBR8?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61Ub3AjYNyL._SL160_.jpg" border="0" alt="Rock of Ages" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Rock-Ages/dp/B002ACKBR8%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002ACKBR8" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Rock-Ages/dp/B002ACKBR8_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB002ACKBR8?referer=');">Rock of Ages</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Rock of Ages <br /><br />Watertower Music  2009-07-07<br />売り上げランキング : 49816<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Rock-Ages/dp/B002ACKBR8%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002ACKBR8" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Rock-Ages/dp/B002ACKBR8_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB002ACKBR8?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table></p>


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		<title>No.19 半ハゲモヒカンの虜になる、ロックオペラの『American Idiot』</title>
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		<comments>http://www.nyniche.com/archives/4190#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 06 Apr 2011 18:35:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
		<category><![CDATA[舞台]]></category>
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		<category><![CDATA[音楽]]></category>

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「Green Dayの『American Idiot』って知ってる？」
 
数年前のマンハッタンのとある居酒屋。
真向かいに座る眼鏡の男性が、枝豆を食べながらそう質問してきた。
 
Green Dayの『Ameri [...]]]></description>
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<p>
「Green Dayの『American Idiot』って知ってる？」<br />
 <br />
数年前のマンハッタンのとある居酒屋。<br />
真向かいに座る眼鏡の男性が、枝豆を食べながらそう質問してきた。<br />
 <br />
Green Dayの『American Idiot』と言えば、わたしがニューヨークに移り住んだ頃に大ヒットした、パンクロックの反戦コンセプトアルバムだ。<br />
 <br />
アルバムは持ってないが、タイトルを聞いただけで、血の滴る心臓を模した手榴弾を握りしめる手の、インパクトあるイラストが目に浮かぶ。<br />
それと同時に、タイトルソングも頭の中で流れ始める。<br />
 <br />
「知ってますよ。『なぁーんちゃらかんちゃら、アメーリカン・イディオーッ！』ってやつでしょ？」<br />
 <br />
酒の勢いと関西人特有のエンターテインメント精神とに背中を押されたわたしは、ろくに歌詞も思い出せない調子の外れた歌を、眼鏡の向こうから優しそうに微笑むその男性に披露してみせた。<br />
 <br />
「そうそう、それ！　今それを舞台ミュージカルにしようとしてるんだ！」<br />
<br />
そう言って新しいプロジェクトについて熱く語り始めたのは、ミュージカル<a href="http://www.nyniche.com/archives/54">『Spring Awakening』</a>で2007年のトニー賞を受賞した演出家のマイケル・メイヤーだった。<br />
  <span id="more-4190"></span><br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/04/broadway19_1.jpg" alt="" title="" style="margin: 10px; float: left;" width="250" height="384" />その夜以来、作品の完成を心待ちにしていたわたしが『American Idiot』をようやく観ることができたのは、2010年11月。<br />
<br />
この作品がブロードウェイでオープンを迎えた半年後のことである。<br />
 <br />
普段よりも若めの観客で埋められた劇場の明かりが落ちると、耳障りなジョージ・W・ブッシュの声が聞こえてくる。<br />
 <br />
<strong>“Either you are with us, or you are with the terrorists.”</strong><br />
 <br />
思わず顔をしかめるその声明にいくつものテレビ音声が重なり、幕がゆるりゆるりと上がる。<br />
 <br />
と、目の前に現れたのは、新聞や雑誌の切り抜きがびっしりと貼り付けられた、天をつくような高さの壁。<br />
<br />
そのあちこちに大小のテレビモニターが埋め込まれ、観客に背中を向けた若者達がチラチラした光を放つ画面を見つめている。<br />
 <br />
おなじみの歌番組のタイトルを叫ぶライアン・シークレストの声が聞こえ、ストロボのような真っ白いライトが瞬き、ギターの音色がシークレストの声をかき消す。<br />
 <br />
すると若者が、<strong>「アメリカのバカにはなりたくない！(Don’t want to be an American Idiot!)」</strong>と暴れるように唄い始めるのだ。<br />
 <br />
そのとたん、わたしの体内でアドレナリンが駆け巡りはじめた。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/04/broadway19_2.jpg" alt="" title="" width="425" height="685" /><br />
PHOTO : Alessandra Mello</p>
 <br />
2003年に勃発したイラク戦争への怒りを元にグリーンデイが作り上げたアルバム『American Idiot』は、ロックオペラと呼ばれている。<br />
 <br />
そのアルバムを曲順もそのまま全曲使い、さらに最新アルバム『21st Century Breakdown』から数曲を加えて作られたのが、ミュージカル『American Idiot』だ。<br />
 <br />
既製の曲を使って作ったミュージカルと聞くと、『Mamma Mia!』のようなジュークボックス・ミュージカルと思うだろうが、この作品はそのカテゴリーには全く当てはまらない。<br />
 <br />
もともとストーリー性を持たせて作られたロックオペラのアルバムが、ようやくあるべき姿になったもの、と言うのが正解だ。<br />
 <br />
そのロックオペラが描く物語はオペラらしくシンプル。<br />
 <br />
ブッシュ政権時代にアメリカの郊外に暮らす若者が、社会や人生に不満を持ち、都会で成功しようと故郷を飛び出す。しかし、ある者は誘惑に負けてドラッグに溺れ、愛を失い、ある者はヒーローになろうとし、夢破れ、最後には故郷に戻る。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/04/broadway19_3.jpg" alt="" title="" width="425" height="313" /><br />
PHOTO : Paul Kolnik</p>
 <br />
テレビや映画で何度も語られたいわゆる負け犬物語で、手あかの跡まで見えそうな陳腐なお話。<br />
 <br />
しかし、オペラの主役はあくまでも美しい音楽であって、「恋に破れた女が狂って死ぬ」というお決まりの物語ではない。<br />
 <br />
ロックオペラ『American Idiot』の主役ももちろん陳腐な物語ではなく、ノンストップで流れるキャッチーでインパクトあるグリーンデイの音楽だ。<br />
 <br />
そして、その音楽を主役の座に押し出すのが極力最少限に抑えられた台詞と、そのくせしっかりと物語やキャラクターの感情を視覚的に伝えてくるスティーブン・ホゲットの印象的な振り付け。<br />
 <br />
イラク戦争時の英国連隊に所属する兵隊達を描いた芝居『Black Watch』でオリヴィエ賞を受賞したホゲットは、不器用な若者のやり場のない怒りやエネルギーと、それとは矛盾する彼らのけだるさ、無気力さをさらりと表現する。<br />
 <br />
それらを、工事現場の足場のような鉄パイプと切り抜きを貼り付けた壁という、クリスティーン・ジョーンズのシンプルな舞台美術と、テレビモニターが放つ光を効果的に使ったケヴィン・アダムスの照明デザインがさらに引き立てる。（どちらもこの作品でトニー賞を受賞）<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/04/broadway19_4.jpg" alt="" title=""  class="alignnone size-full wp-image-4195" width="425" height="297" /><br />
Stark Sands as Tunny<br />
PHOTO : Paul Kolnik</p>
 <br />
グリーンデイの音楽。<br />
それを主役にするために最少限に押さえられた台詞。<br />
印象的な振り付けで視覚的に伝えられる物語と感情。<br />
それを効果的に強調する照明とモニター映像。<br />
その背後に控える美しい舞台美術。<br />
 <br />
全ての要素が渾然一体となった結果、観客は下手をすればすぐに飽きてしまう物語の陳腐具合など忘れてしまい、聴覚と視覚で物語を感じ始める。<br />
 <br />
そのバランスは実に絶妙で、グリーンデイのビリー・ジョー・アームストロングと共に台本を書き、演出したメイヤーのビジョンに改めて感嘆する。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/04/broadway19_5.jpg" alt="" title=""  class="alignnone size-full wp-image-4196" width="425" height="314" /><br />
Tony Vincent as St. Jimmy<br />
PHOTO : Paul Kolnik</p>
 <br />
そして、もうひとつ感嘆するのがセント・ジミー役を演じる役者、トニー・ヴィンセントのカリスマ性である。<br />
 <br />
セント・ジミーは物語の主役である若者ジョニーの別人格で、田舎から都会に出て来たジョニーを誘惑してドラッグに溺れさせるというキャラクターだ。<br />
 <br />
その役を、中性的なセックスアピールと耳にまとわりつくざらりとしたセクシーボイスの持ち主であるヴィンセントが、中毒性のある魅力を全身からにじみ出しながら演じている。<br />
 <br />
いやはや、その魅力と言ったらない。<br />
 <br />
半分ハゲで半分モヒカンというパンクなヘアスタイルまでこの上なくセクシーに見え、自分もあの髪型にすればセクシーになれるかもしれない、とまで思わせるのだからあっぱれだ。<br />
 <br />
そんな魅力を放射するセント・ジミーの誘惑に負け犬のジョニーが抗えるはずもなく、ヤクに溺れてしまうのはもはや必然。<br />
 <br />
しかも、ジョニーを演じるのは負け犬役をやらせたらピカイチのジョン・ギャラガー・ジュニアなのだから（『Spring Awakening』のモーリッツ役でトニー賞を受賞）、見るからに蛇ににらまれたカエルというやつだ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/04/broadway19_6.jpg" alt="" title=""  class="alignnone size-full wp-image-4197" width="425" height="282" /><br />
John Gallagher Jr. as Johnny and Tony Vincent as St. Jimmy<br />
PHOTO : Alessandra Mello</p>
 <br />
そう思いながら舞台を見ていたわたしは、突然あることに気がついた。<br />
 <br />
出番の少ないセント・ジミーが舞台から姿を消すや、中毒患者に現れる禁断症状のように、客席でそわそわと身悶えしてしまうのだ。<br />
 <br />
グリーンデイの音楽に血をわかせながらも、心はただひたすらに半ハゲモヒカン頭でセクシーボイスの持ち主の登場を今か今かと待ち望んでいる。<br />
 <br />
「しまった！　やられた！」<br />
 <br />
蛇ににらまれたのは何もジョニーだけではなかった。<br />
知らぬ間に客席で二匹目のカエルと化したわたしにとって、もはやカエル仲間の負け犬ジョニーのその後などどうでもよい。（どうせ負け犬人生に決まってる。）<br />
 <br />
あの半ハゲモヒカンの姿さえもう一度拝めれば！<br />
あの声さえもう一度耳にできれば！<br />
 <br />
数年前のマンハッタンのとある居酒屋で、真向かいに座って枝豆を食べる眼鏡の男性は、半ハゲモヒカンのことをわたしに警告してくれなかった。<br />
 <br />
おかげでAmerican Idiotガエルが一匹、ここにこうしてできあがってしまった。<br />
 <br />
</p>
<blockquote><p>注：トニー・ヴィンセントは2010年末にセント・ジミー役を降板。<br />
カリスマ性あるセント・ジミー役は、グリーンデイのビリー・ジョー・アームストロングやAFIのデイヴィー・ハヴォック、メリッサ・エスリッジが演じ、ブロードウェイデビューを果たしている。<br />
<br />
ビリー・ジョー・アームストロングは、2011年4月5～24日まで再度セント・ジミー役で出演予定。<br />
 <br />
なお、American Idiotガエルはその後、行きつけの美容院で半ハゲモヒカンスタイルをオーダーしたものの、美容師にあっさり断られている。</p></blockquote>
<p>
<br />
<p style="color: #ff6600;">セックス、ドラッグ＆ロックンロール度：★★★★★<br />
エネルギー炸裂度：★★★★★<br />
家に帰ったら頭を半分剃りたくなる度（但し、トニー・ビンセント出演時限定）：★★★★★<br />
チケットに払ってもよい金額：122ドル （フルプライス）</p>
 <br />
“American Idiot”<br />
劇場：St. James Theatre<br />
246 West 44th St. (Bet. Broadway &#038; 8th Avenue)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://americanidiotonbroadway.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/americanidiotonbroadway.com/?referer=');">http://americanidiotonbroadway.com/</a><br />
 <br />
＊ 2011年4月24日にて終演予定<br />
<br />
Student Rush Ticket：有り（学生のみ。学生IDの提示要。１枚$27のチケットは１人につき1枚まで購入可能。詳細はオフィシャルサイトで要確認）<br />
 <br />
Lottery Ticket：有り（１枚$27のチケットは１人につき２枚まで購入可能。詳細はオフィシャルサイトで要確認）<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール：火　午後７時／水木金　午後８時／土　午後２時、８時／日　午後３時、７時３０分<br />
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		<title>No.18 恐るべし！『The Addams Family』に君臨するブロードウェイの大スター、ネイサン・レインの妙技！</title>
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		<pubDate>Mon, 07 Feb 2011 03:26:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ生活]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
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開演前のざわつく劇場に、テレビでおなじみのあのテーマソングが流れ出す。
 
「ダラララン！」
 
すると、待ってましたとばかりに大喜びの観客達が手を叩く。
 
「パチン！　パチン！」
 
本式に指を鳴らす者もいれば [...]]]></description>
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<p>
開演前のざわつく劇場に、テレビでおなじみのあのテーマソングが流れ出す。<br />
 <br />
<strong>「ダラララン！」</strong><br />
 <br />
すると、待ってましたとばかりに大喜びの観客達が手を叩く。<br />
 <br />
<strong>「パチン！　パチン！」</strong><br />
 <br />
本式に指を鳴らす者もいれば、音楽に合わせて歌詞を口ずさむ者もいる。<br />
観客がこの風変わりな一家を愛していることは、どうやら間違いが無いらしい。<br />
 <br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/02/broadway18_1.jpg" alt="" title=""  style="margin: 10px; float: left;" width="250" height="393" />1938年に雑誌The New Yorkerに初めて登場したアダムス・ファミリーは、チャールズ・アダムスが創り出した一コマ漫画のキャラクター達だ。<br />
<br />
理想のアメリカンファミリーを皮肉るように描かれた一家は、お化け屋敷のようなインテリア（たぶん）の邸宅にすむ大金持ちで、家族愛に満ち、死に関することが大好きという風変わりな趣味を持つ、少々不気味でブラックユーモアに富んだゴス一家。<br />
<span id="more-3925"></span><br />
雑誌での連載は、作者のチャールズ・アダムスが1988年に亡くなるまで、実に半世紀以上も続いた。<br />
<br />
60年代にはテレビのシットコムになり（それまで名前のなかったキャラクター達に、この時初めて名前が付けられた）、その後何度もテレビシリーズ化されて、アニメや映画も作られた。<br />
 <br />
まさにアメリカでは国民的人気の一家。<br />
<br />
日本で例えるならば、さしずめ世田谷区にお住まいのサザエさん一家、といったところだろうか。<br />
 <br />
実際、サザエさん一家はアダムス・ファミリーと良く似ている。<br />
磯野家は三世代住める庭付き平屋建て一軒屋を桜新町に所有するほどの金持ちだし、家庭内には愛があふれている。また、一家そろって寿司ネタのような名前をしているくせに違和感を持っている様子が全く無く、誰もサザエさんに「その髪型、ヘンだよ」と言ってやらないところから判断すると、家族で風変わりな趣味を共有していることも間違いが無い。<br />
 <br />
さておき、そのアメリカのサザエさん一家ことアダムス・ファミリーが、今度はミュージカルになってブロードウェイに現れた。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/02/broadway18_2.jpg" alt="" title=""  width="450" height="295" /><br />
PHOTO :  Joan Marcus</p>
 <br />
劇場の観客が手を叩き、指を鳴らして歓迎したテレビシリーズのテーマソングが序曲に変わると、幕がするすると上がって舞台上に墓場の門が登場する。その門が開き、舞台の奥から観客お待ちかねのアダムス・ファミリーの面々がズ、ズ、ズイ～とご登場あそばす。<br />
 <br />
往年のマフィアが好んで着そうな縞のスーツを着た一家の主ゴメスと、襟ぐりが「ベネズエラまで届きそう」なくらい開いた細身のドレスを身にまとったその妻モーティシア。<br />
 <br />
演じているのはブロードウェイの大スター、ネイサン・レインとビビ・ニューワースだ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/02/broadway18_3.jpg" alt="" title=""  width="450" height="295" /><br />
PHOTO :  Joan Marcus</p>
 <br />
二人の脇にはシェイクスピアが肖像画で着てそうな上着を着た娘ウェンズデーと、シマシマTシャツに半ズボン姿の息子パグズリー、そしてハゲでくぼんだ目の影も色濃いフェスターおじさんに、魔女っぽい風体のグランマ、フランケンシュタインのようなルックスの執事ラーチというおなじみの面々。<br />
 <br />
どいつもこいつも、まるでチャールズ・アダムスの漫画から抜け出して来たようないでたちで、文字通り墓場から抜け出して来たご先祖様と一緒に「アダムス一家の一員は、規格なんかにゃ当てはまらん！」と歌って踊ってくれる。<br />
 <br />
ところが、オープニングナンバーではっきりこう宣言する規格外の一家が見せるミュージカルは、感心するほど規格どおりなのである。<br />
 <br />
まずは物語。<br />
フツーじゃない家庭に育ったお年頃の女の子が、フツーの家庭で育った男の子と恋に落ち、自分の家族を男の子とその両親に会わせるのに気をもんで色々小細工をするが、結局一悶着起こってしまう。<br />
<br />
でも、結局フツーだと思っていた男の子の家庭も色々と問題があることが判明し、フツーじゃない自分の家庭には案外愛があふれていてイケてることがわかり、そのフツーじゃない家族のおかげで全ての問題が八方丸く収まりました、というもの。<br />
 <br />
そうなのだ。<br />
規格どおりどころか、すぐ近くの劇場でリバイバル上演中のミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」の粗筋と瓜二つのお話だ。<br />
 <br />
違いと言えば、あちらのフツーじゃない家族はドラッグクイーン・クラブを経営するゲイカップル一家で、こちらのフツーじゃない家族は死が大好きのゴス一家ということ。<br />
 <br />
そして、あちらのピンチを助けるのがゲイクラブと女装なら、こちらの問題解決に役立つのはゴス一家が飼っているペットの巨大イカだということだろう。<br />
 <br />
また、主役やら準主役やらの番付に従ってキャストに与えられたかのように見える見せ場も、型にはめて作った規格通りのもののような印象を与える。<br />
 <br />
まるで、「ブロードウェイミュージカルの作り方」ってなマル秘本があって、そこに載っている「主役男女のソロ各々１曲５分以内、デュエット３曲。脇役ソロ各々１曲３分以内、デュエット無し」ってなレシピに従って見せ場を用意したように見えるのだ。<br />
 <br />
そのせいか、既存のプロットをほぼそっくりそのまま頂戴しているくせに、お話の流れがちと悪い。シーンとシーンのつながりが悪い。<br />
<br />
せっかく、震える声と高々と上がるあんよが魅力の、歌ってかなり踊れるブロードウェイの大スター、ビビ・ニューワースが歌ってかなり踊ってくれるというのに、そのダンスシーンもとってつけたように見える。<br />
 <br />
しかし、そこに登場するのがネイサン・レイン。<br />
<br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2011/02/broadway18_4.jpg" alt="" title=""  width="400" height="610" /><br />
PHOTO :  Joan Marcus</p>
 <br />
その血潮には「コメディセンス」が流れ、DNAの二重らせん構造には「絶妙のタイミング」がしっかりと組み込まれた、歌ってちょっとだけ踊れるブロードウェイの大スターである。もちろん、舞台だけでなく、テレビや映画でも活躍している。<br />
 <br />
その彼が舞台に登場するや、芝居の流れの悪さや、プロットのバカらしさに全く目が行かなくなる。彼の一挙一動、台詞のひとつひとつに神経がすっと集中してしまうのだ。<br />
 <br />
そうして、観客の心をがっちりつかんだネイサン・レインは、まるで長良川の鵜飼いのように、観客の首に巻き付けた見えない縄を自由自在に操って、鮎ではなく、笑いをくいっと引っ張り出してみせるのである。<br />
 <br />
その技術たるや、名人芸。<br />
知らない間にネイサン・レインの鵜となってしまった観客達は、操られるままに、飽きること無く、そして疲れること無く、のどから笑いを吐き出すのである。<br />
 <br />
恐るべし！ 　<br />
鵜匠ネイサン・レインの妙技。<br />
<br />
</p>
<blockquote><p>注：ネイサン・レインがゴメスを演じるのは２０１１年３月６日が最後。３月２２日からは80年台の人気テレビシリーズ「チアーズ」でビビ・ニューワースとも共演したロジャー・リースがその後を継ぐ予定。</p></blockquote>
<p>
<br />
<p style="color: #ff6600;">ネイサン・レインの鵜匠度：★★★★★<br />
指をパチンパチンと鳴らしたくなる度：★★★★★<br />
ビビ・ニューワースの才能がもったいない度：★★★★★</p>
 <br />
チケットに払ってもよい金額：７０ドル<br />
 <br />
“The Addams Family”<br />
劇場：Lunt-Fontanne Theatre<br />
205 West 46th St. (Bet. Broadway &#038; 8th Avenue)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://www.theaddamsfamilymusical.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.theaddamsfamilymusical.com/?referer=');">http://www.theaddamsfamilymusical.com/</a><br />
 <br />
Rush Ticket：有り（但し、学生のみ。１人につき１枚$36.50にて購入可能。詳細はオフィシャルサイトで要確認）<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール：火　午後７時／水　午後２時、８時／木金　午後８時／土　午後２時、８時／日　午後３時<br />
<br />
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<div id='dir_5'></div>
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//<![CDATA[
if (GBrowserIsCompatible()) {
    wpGMaps.wpNewMap(5, {"name":"Lunt-Fontanne Theatre","mousewheel":true,"zoompancontrol":true,"typecontrol":true,"directions_to":false,"directions_from":false,"width":"100%","height":"270px","description":"","address":"205 West 46th St., New York, NY"});
}
//]]&gt;
</script><br />
 <br />
</p>
<blockquote><p>
アダムス・ファミリーのTVテーマ曲<br />
<p class="pic"><iframe title="YouTube video player" width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/gFD7KGBUtKI" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
 <br />
ミュージカル『The Addams Family』のオープニングナンバー<br />
<p class="pic"><iframe title="YouTube video player" width="425" height="269" src="http://www.youtube.com/embed/aShpaqwk-Qw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></p>
</p></blockquote>
<p>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Addams-Family/dp/B003FRQT8C%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003FRQT8C" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Addams-Family/dp/B003FRQT8C_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003FRQT8C?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61CaBU39sJL._SL160_.jpg" border="0" alt="Addams Family" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Addams-Family/dp/B003FRQT8C%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003FRQT8C" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Addams-Family/dp/B003FRQT8C_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003FRQT8C?referer=');">Addams Family</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Addams Family <br /><br />Decca U.S.  2010-06-08<br />売り上げランキング : 172212<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Addams-Family/dp/B003FRQT8C%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003FRQT8C" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Addams-Family/dp/B003FRQT8C_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003FRQT8C?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
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<br />
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		<title>No.17 愛の波にのまれるシアター体験！『Brief Encounter』</title>
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		<pubDate>Mon, 06 Sep 2010 08:10:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
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小説や映画を原作にして作られた舞台を見ていると、原作に対する作り手の愛情をひしひしと感じることがある。
 
昨年末、ブルックリンのDUMBOにある昔のスパイス工場を改装した劇場、St. Ann’s Warehous [...]]]></description>
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<p>
小説や映画を原作にして作られた舞台を見ていると、原作に対する作り手の愛情をひしひしと感じることがある。<br />
 <br />
昨年末、ブルックリンのDUMBOにある昔のスパイス工場を改装した劇場、St. Ann’s Warehouseで見た『Brief Encounter』もその一つだ。<br />
 <br />
英国コーンウォールを本拠地とするシアターカンパニーのKneehigh Theatreが、ロンドン、サンフランシスコに続いて期間限定で上演した作品で、『Brief Encounter』というタイトルからおわかりのとおり、クラッシック映画『逢びき』を元に作られた芝居である。そして、映画『逢びき』は、1936年のノエル・カワードの一幕ものの戯曲『静物画』を映画化したもの。<br />
 <br />
Kneehigh Theatreの芸術監督を務め、本作の脚色、演出をしたエマ・ライスは、映画『逢びき』とノエル・カワードをこよなく愛しているのだろう。この作品を見ていると、彼女の愛情が波となってひたひたと足下に打ち寄せてくるのを感じる。<br />
<span id="more-3275"></span><br />
その波は芝居が進むにつれ次第に高くなり、力強い引き波となっていつしか見る者を客席から舞台の世界へとさらって行く。そして波に包まれた観客は、翻弄されながらもなんとも言えない心地よい感覚に陥るのだ。<br />
 <br />
そう、まるでこの物語の主人公、夫と２人の子どもに囲まれた幸せな家庭を持つ平凡な主婦ローラと、既婚者で医師のアレックが、突然道ならぬ恋の波に飲み込まれてしまったように。<br />
 <br />
その波が、今月とうとうブロードウェイに到達する。<br />
9月10日からプレビュー、同月28日オープンの予定で上演されるのだ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/09/broadway17_1.jpg" alt="" title="" width="300" height="423" /></p>
 <br />
『逢びき』はデイヴィッド・リーンが監督した1945年の英国映画で、原作者のカワードが脚本を書き、製作した。<br />
ロバート・クラスカーが撮影した白黒の美しい映像と、全編を流れるラフマニノフのピアノ協奏曲第２番が印象的ななんとも狂おしいロマンチックな映画で、わたしは特にオープニングが大好きだ。<br />
 <br />
物語の舞台となる駅を蒸気を吐き散らしながら汽車が通過する。<br />
その映像に重なって「ターン、ダーン、ターン、ダーン」という鐘を思わせる重厚なピアノの和音が鳴り響く。<br />
そしてその後、オーケストラが奏でるラフマニノフのドラマチックで官能的な旋律が続き、夫以外の男性を愛してしまったローラが、ことの始まりと終わりを夫に告白してゆくのだ。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/09/broadway17_2.jpg" alt="" title="" width="300" height="461" class="alignnone size-full wp-image-3278" /><br />
映画『逢びき』のポスター</p>
 <br />
この映画は1946年に開催された第一回カンヌ国際映画祭で当時の最高賞であるグランプリを受賞し、アカデミー賞にも３部門でノミネートされた。製作されて65年を経た今でも数多くの人々から愛されている作品で、ラジオ劇やオペラにもなっている。<br />
 <br />
ビリー・ワイルダーがこの映画にインスパイアされて映画『アパートの鍵貸します』を作り、不倫する恋人達に逢瀬の場所を提供する男の物語をコミカル且つほろ苦く描いたのは有名な話。<br />
 <br />
ロバート・デニーロとメリル・ストリープ主演の1984年の映画『恋におちて』も、ニューヨーク郊外で暮らす既婚男女の恋愛を描いた物語で、『逢びき』を大いに意識して作られたものだ。<br />
 <br />
その『逢びき』を、映画の雰囲気を壊すことなく、新鮮で大胆な演出によって観客が新しいシアター体験ができるようモダンな舞台にしてみせたのがエマ・ライスの『Brief Encounter』。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/09/broadway17_3.jpg" alt="" title="" width="300" height="434" class="alignnone size-full wp-image-3279" /><br />
PHOTO : Steve Tanner</p>
 <br />
この作品で何よりも特筆すべきは、この芝居が舞台であると同時に映画でもあるという点だろう。<br />
わかりやすく言い換えれば、この作品を見た観客は、舞台を見ながらも映画を観ているような不思議な感覚になるということ。<br />
 <br />
そのために仕組まれた演出は非常に巧みだ。<br />
 <br />
劇場に到着した観客はまず、ホテルのベルボーイのような古めかしい衣装に身を包んだアッシャー達に出迎えられる。<br />
彼らは楽器を演奏し、ノエル・カワードの書いた古めかしい軽快な曲を陽気に歌っている。<br />
 <br />
舞台にはこれまた古めかしい鮮やかな緋色の緞帳が垂れ下がり、木製のトレイを首からぶら下げた売り子が今にも「おせんにキャラメル、さきいかに酢昆布！」と大声を張り上げながら客席を縫うように売り歩きそうな雰囲気がただよう（しかも、実際にキャンディ売りは劇中に登場する）。<br />
 <br />
劇場が暗くなり、アッシャー達が手にした懐中電灯をぐるぐる回し始めると、舞台に現れたスクリーンになにやら白黒の映画が映し出される。<br />
 <br />
ふと気付くと、客席前方に座る30年代風の衣装に身を包んだ二人の男女が言い争いをしている。<br />
二人は立ち上がり、男性と言い争っていた女性は舞台にのぼり、舞台上のスクリーンの中へと消えて行ってしまう。<br />
 <br />
と思ったら、女性の姿は2-Dの白黒と変化し、スクリーン上に現れるのだ。<br />
 <br />
そう。<br />
主人公達は、舞台上に設置されたスクリーンに映し出される白黒で2-Dの映画の世界と、カラーで3-Dの舞台の世界を自由に行き来する。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/09/broadway17_4.jpg" alt="" title="" width="300" height="450" /><br />
PHOTO : Steve Tanner</p>
 <br />
スクリーンに映写されるのは、まるで映画『逢びき』のように白黒で撮影されたローラとアレックの映像と、彼らの内なる感情を象徴する映像。<br />
それらが、舞台上で生身の人間達によって繰り広げる物語に沿って映し出され、揺れ動きながらも二人が恋の波に飲み込まれていく様子を、見る者の視覚に直接訴えながら描いていく。<br />
 <br />
そして、観客の意識から映画と舞台の境界をいとも簡単に消滅させ、劇場にいる者全てを映画『逢びき』の世界に連れて行ってしまうのである。<br />
 <br />
まるで波がさらっていくかのように。<br />
 <br />
それを助長するのは、ローラとアレックのテーマ曲と言っても過言ではない、水の流れを思い起こさずにはいられないラフマニノフのピアノ協奏曲第２番の旋律。<br />
 <br />
しかし、この作品が描いているのは狂おしいローラとアレックの恋だけではない。<br />
 <br />
先ほどまでノエル・カワードの軽快な曲を歌っていたアッシャー達は、舞台上では駅で働く２組の男女に早変わりし、地に足ついたより自由な恋愛模様をコミカルに見せてくれるのだ。<br />
 <br />
ローラとアレックの道ならぬ恋と、駅で働く男女の自由な恋。<br />
1930年代という時代を背景に、対照的に描かれた二つの恋を見せられた現代に生きるわたしは、己の心に従って生きることについて深く考え込んでしまった。<br />
 <br />
そして、さらわれた波から息も絶え絶えに生還したローラに、夫が告げるある言葉。<br />
ラフマニノフのメロディと共に、それが耳に残って離れない。<br />
<br />
<p class="pic"><object width="450" height="278"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/fgyn5O6iCuM?fs=1&amp;hl=ja_JP&amp;color1=0xe1600f&amp;color2=0xfebd01"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/fgyn5O6iCuM?fs=1&amp;hl=ja_JP&amp;color1=0xe1600f&amp;color2=0xfebd01" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="450" height="278"></embed></object><br /><br />
Kneehigh Theatreの&#8221;Brief Encounter&#8221;ロンドン公演用プロモーション動画</p>
 <br />
 <br />
<p style="color: #ff6600;">他では得難いシアター体験度：★★★★★<br />
演劇を観ているのか映画を観ているのか区別がつかなくなる度：★★★★★<br />
波に飲み込まれる度：★★★★★</p>
 <br />
“Brief Encounter”<br />
＜2010年9月10日からプレビュー開始、同月28日オープン予定。12月5日までの限定公演＞<br />
劇場：Studio 54<br />
254 West 54th Street (Bet. Broadway &#038; 8th Avenue)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://www.roundabouttheatre.org/54/index.htm" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.roundabouttheatre.org/54/index.htm?referer=');">http://www.roundabouttheatre.org/54/index.htm</a><br />
 <br />
パフォーマンススケジュール：火～土　午後８時／水・土・日　午後２時<br />
＊ 但し、10月12～22日は午後７時開演。また、9月12日（日）午後7時30分、11月22日（月）午後8時は特別上演有り。11月25日（木）は休演。<br />
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}
//]]&gt;
</script><br />
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001MK9ZLM/nyniche-22/ref=nosim/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001MK9ZLM/nyniche-22/ref=nosim/?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zU8yRDnyL._SL160_.jpg" border="0" alt="Brief Encounter (1945) [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001MK9ZLM/nyniche-22/ref=nosim/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001MK9ZLM/nyniche-22/ref=nosim/?referer=');">Brief Encounter (1945) [Blu-ray]</a><br /><br />Ais  2009-02-02<br />Sales Rank : 40789<br /><br /><a href="http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001MK9ZLM/nyniche-22/ref=nosim/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B001MK9ZLM/nyniche-22/ref=nosim/?referer=');">See details at Amazon</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index_us.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA%E3%83%8F%E7%9F%AD%E8%AA%BF-%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/B00005FLPS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00005FLPS" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_83_A9_E3_83_95_E3_83_9E_E3_83_8B_E3_83_8E_E3_83_95-_E3_83_94_E3_82_A2_E3_83_8E_E5_8D_94_E5_A5_8F_E6_9B_B2_E7_AC_AC2_E7_95_AA_E3_83_8F_E7_9F_AD_E8_AA_BF-_E3_82_A2_E3_82_B7_E3_83_A5_E3_82_B1_E3_83_8A_E3_83_BC_E3_82_B8-_E3_82_A6_E3_83_A9_E3_82_B8_E3_83_9F_E3_83_BC_E3_83_AB/dp/B00005FLPS_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB00005FLPS?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41T3A1D8D3L._SL160_.jpg" border="0" alt="ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA%E3%83%8F%E7%9F%AD%E8%AA%BF-%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/B00005FLPS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00005FLPS" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_83_A9_E3_83_95_E3_83_9E_E3_83_8B_E3_83_8E_E3_83_95-_E3_83_94_E3_82_A2_E3_83_8E_E5_8D_94_E5_A5_8F_E6_9B_B2_E7_AC_AC2_E7_95_AA_E3_83_8F_E7_9F_AD_E8_AA_BF-_E3_82_A2_E3_82_B7_E3_83_A5_E3_82_B1_E3_83_8A_E3_83_BC_E3_82_B8-_E3_82_A6_E3_83_A9_E3_82_B8_E3_83_9F_E3_83_BC_E3_83_AB/dp/B00005FLPS_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB00005FLPS?referer=');">ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />アシュケナージ(ウラジミール) <br /><br />ポリドール  1995-04-21<br />売り上げランキング : 2733<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA%E3%83%8F%E7%9F%AD%E8%AA%BF-%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/B00005FLPS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB00005FLPS" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_83_A9_E3_83_95_E3_83_9E_E3_83_8B_E3_83_8E_E3_83_95-_E3_83_94_E3_82_A2_E3_83_8E_E5_8D_94_E5_A5_8F_E6_9B_B2_E7_AC_AC2_E7_95_AA_E3_83_8F_E7_9F_AD_E8_AA_BF-_E3_82_A2_E3_82_B7_E3_83_A5_E3_82_B1_E3_83_8A_E3_83_BC_E3_82_B8-_E3_82_A6_E3_83_A9_E3_82_B8_E3_83_9F_E3_83_BC_E3_83_AB/dp/B00005FLPS_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB00005FLPS?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E9%8D%B5%E8%B2%B8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99-DVD-%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC/dp/B000JRYN98%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000JRYN98" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_82_A2_E3_83_91_E3_83_BC_E3_83_88_E3_81_AE_E9_8D_B5_E8_B2_B8_E3_81_97_E3_81_BE_E3_81_99-DVD-_E3_83_93_E3_83_AA_E3_83_BC_E3_83_BB_E3_83_AF_E3_82_A4_E3_83_AB_E3_83_80_E3_83_BC/dp/B000JRYN98_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000JRYN98?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31jk5px-MoL._SL160_.jpg" border="0" alt="アパートの鍵貸します [DVD]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E9%8D%B5%E8%B2%B8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99-DVD-%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC/dp/B000JRYN98%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000JRYN98" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_82_A2_E3_83_91_E3_83_BC_E3_83_88_E3_81_AE_E9_8D_B5_E8_B2_B8_E3_81_97_E3_81_BE_E3_81_99-DVD-_E3_83_93_E3_83_AA_E3_83_BC_E3_83_BB_E3_83_AF_E3_82_A4_E3_83_AB_E3_83_80_E3_83_BC/dp/B000JRYN98_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000JRYN98?referer=');">アパートの鍵貸します [DVD]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />ビリー・ワイルダー <br /><br />20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン  2006-12-16<br />売り上げランキング : 3650<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E9%8D%B5%E8%B2%B8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99-DVD-%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC/dp/B000JRYN98%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000JRYN98" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E3_82_A2_E3_83_91_E3_83_BC_E3_83_88_E3_81_AE_E9_8D_B5_E8_B2_B8_E3_81_97_E3_81_BE_E3_81_99-DVD-_E3_83_93_E3_83_AA_E3_83_BC_E3_83_BB_E3_83_AF_E3_82_A4_E3_83_AB_E3_83_80_E3_83_BC/dp/B000JRYN98_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000JRYN98?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
<br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%A1%E3%81%A6-DVD-%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B000GM4CCO%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000GM4CCO" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E6_81_8B_E3_81_AB_E3_81_8A_E3_81_A1_E3_81_A6-DVD-_E3_82_A6_E3_83_BC_E3_83_AB_E3_83_BB_E3_82_B0_E3_83_AD_E3_82_B9_E3_83_90_E3_83_BC_E3_83_89/dp/B000GM4CCO_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000GM4CCO?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TWHDQ800L._SL160_.jpg" border="0" alt="恋におちて [DVD]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%A1%E3%81%A6-DVD-%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B000GM4CCO%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000GM4CCO" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E6_81_8B_E3_81_AB_E3_81_8A_E3_81_A1_E3_81_A6-DVD-_E3_82_A6_E3_83_BC_E3_83_AB_E3_83_BB_E3_82_B0_E3_83_AD_E3_82_B9_E3_83_90_E3_83_BC_E3_83_89/dp/B000GM4CCO_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000GM4CCO?referer=');">恋におちて [DVD]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />マイケル・クリストファー <br /><br />パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン  2006-09-08<br />売り上げランキング : 4023<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%A1%E3%81%A6-DVD-%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B000GM4CCO%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000GM4CCO" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E6_81_8B_E3_81_AB_E3_81_8A_E3_81_A1_E3_81_A6-DVD-_E3_82_A6_E3_83_BC_E3_83_AB_E3_83_BB_E3_82_B0_E3_83_AD_E3_82_B9_E3_83_90_E3_83_BC_E3_83_89/dp/B000GM4CCO_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB000GM4CCO?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table></p>


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		<title>No.16 思わず腰ふる、エネルギー爆発ミュージカル『Fela!』</title>
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		<pubDate>Wed, 05 May 2010 06:18:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
		<category><![CDATA[舞台]]></category>
		<category><![CDATA[芝居]]></category>
		<category><![CDATA[音楽]]></category>

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ブロードウェイのショウが定刻通りに始まることなどめったにないと承知しているわたしは、いつも開演予定時間の約５分前に劇場に到着する。
 
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<p>
ブロードウェイのショウが定刻通りに始まることなどめったにないと承知しているわたしは、いつも開演予定時間の約５分前に劇場に到着する。<br />
 <br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/05/broadway16_4.jpg" alt="" title="" width="250" height="333"  style="margin: 10px; float: left;" />しかし、その日はいつもよりも遅く、アフロビートの創始者で政治活動家のフェラ・クティの半生を描いたミュージカル『Fela!』を上演している劇場にたどりついたのは、開演時間ぎりぎりだった。<br />
 <br />
万が一にそなえ早足で歩いたために切れた息を整えつつ扉をくぐる。<br />
その途端、観客達の話し声と劇場中に溢れるビートの効いた音楽、色彩豊かな照明とアートの洪水に飲み込まれた。<br />
 <br />
舞台上では既にバンドが演奏している。<br />
客席のノリやバンドメンバーの汗から判断すると、演奏は随分前に始まったようだ。<br />
 <br />
顔にアートペインティングをほどこした数人の女性ダンサーも、リズムに合わせて腰をくねらせている。<br />
 <br />
ダンサー達が身につけているのは、プリミティブなプリントの布を使った腰ミノのようなミニスカートや、レザーのボンデージ風ベルトでアクセントをつけたイカした衣装。<br />
腰の動きに合わせて布やベルトが揺れ、カラフルな照明がその揺れを彩っている。<br />
 <br />
照明が照らし出すのは他にもある。<br />
ダンサーの背後に見えるトタン板が貼りめぐらされた殺風景な壁と足場。それを縁取るコードと電球。<br />
<br />
そして、そんな武骨なセットとは対照的に、舞台と客席とを隔てる見えない第四の壁を超えて客席にまで広がる大胆なアート。<br />
 <br />
舞台からセットがはみ出して客席に進出する美術は何度も見たことがあるが、これは今までに見たどれとも違う。客席も舞台の一部であるかのような不思議な一体感と奥行きが感じられ、ブロードウェイの劇場にいることを忘れさせるのだ。<br />
 <span id="more-2768"></span><br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/05/broadway16_1.jpg" alt="" title="" width="400" height="300" /><br />
PHOTO: <a href="http://www.flickr.com/photos/gbsk/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.flickr.com/photos/gbsk/?referer=');">gbSk</a></p>
 <br />
既に自分の席に落ち着いていた５、６人の観客を立ち上がらせ、オーケストラ席のド真ん中という最上席に腰を下ろしたわたしがあたりを見回すと、ご近所さんのほとんどがパラソルの乗っかったのやら乗っかってないのやらの飲み物を手にしている。<br />
 <br />
隣の席に座っていたキュートなお姉ちゃんは、腕時計に落とした視線を劇場後方につと移したと思ったら、決然と立ち上がって長い脚で座席の背もたれをまたぎ、通路に着地するや否やバーに走り出す。<br />
 <br />
不思議に思いながらプレイビルを開いたわたしがそこに見つけたのは、ブロードウェイの劇場では見たことがない文章が書かれた蛍光色の紙っぺら。<br />
 <br />
「バー営業中！ 二幕目の始まりまで開いてます！」<br />
「ショウをご覧の間、どうぞお席でお飲みください！」<br />
 <br />
なんと、酒を飲みながら観劇できる。<br />
どうりで客席がいつものブロードウェイの劇場らしからぬ雰囲気を持っているはず。<br />
アルコールのせいだったのだ。<br />
 <br />
しかし、わたしのこの短絡で浅はかな憶測は、ミュージカル『Fela!』が始まってほんの数分で間違いであることが明らかになる。<br />
 <br />
アルコールが血管の中を走ると気分が高揚するがごとく、劇場を包み込むアフロビートのリズムは毛穴からじんわりと体内にしみ込み、心臓に到達する。<br />
<br />
そして、ズンズンズンというリズムとドクンドクンドクンというビートがひとつになり、自分の身体の中でアフロビートが鳴り響く。<br />
 <br />
アルコールのせいではない。<br />
音楽のせいだ。<br />
 <br />
いやはや、これで酒でも入っていようもんなら、自分がブロードウェイの劇場にいるのではなくクラブにいると思い込んで踊りまくっていたことだろう。<br />
 <br />
しかし、それこそジム・ルイスとともにこのミュージカルを書き、振り付けと演出を担当した世界的な振付家、ビル・T・ジョーンズの狙いだったのである。<br />
 <br />
その証拠は舞台の上にでかでかとかかげられていた。<br />
 <br />
「SHRINE（聖堂）」<br />
 <br />
フェラ・クティが、ナイジェリアのラゴスに作ったナイトクラブの名前。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/05/broadway16_2.jpg" alt="" title="" width="400" height="267" /><br />
フェラ・クティを演じるサ・ンガウジャ<br />
(C) Monique Carboni</p>
 <br />
ロンドンの大学で音楽を学び、マイルス・デイヴィスやジェームス・ブラウン、フランク・シナトラ（！）に影響を受けたフェラの音楽は、都会的な臭いとアフリカの臭いが混ざり合い、ジャジーでファンキー。<br />
ジャンベとブラスとエレキギターが奏でる曲はゴキゲンだ。<br />
 <br />
自身のバンドのツアーで滞在したアメリカでブラックパンサー党やマルコムXの思想に影響を受けて以来、歌詞には黒人の解放やパン・アフリカニズム等の政治的なメッセージが込められるようになり、時折はさまるコール＆リスポンスによって、彼のメッセージはゴスペルのように聴衆の耳の奥まで届く。<br />
 <br />
軍隊をゾンビと表現した代表作「Zombie」等、ナイジェリアの軍事政権の圧政や富裕層を批判する作品を発表するフェラは、西アフリカ地方随一の大スターとなったが、当然ながら当局にとっては巨大な目の上のたんこぶ。<br />
<br />
政府からの妨害を受け続け、不当逮捕、投獄、釈放を繰り返し、ついに作ったのが有刺鉄線で囲んだ「カラクタ共和国」と呼ぶコミューンだ（決して「ガラクタ」ではない）。<br />
そしてその中に作ったナイトクラブが、彼の活動の拠点となるShrine。<br />
 <br />
ミュージカルは、1978年の夏、世界的にも有名な女性解放運動家で「アフリカの母」とも呼ばれるフェラの母、フンミラヨ・アニクラポ・クティの死の半年後に行なわれた、Shrineでの最後のコンサートという設定だ。<br />
 <br />
そう。つまりはブロードウェイの劇場はフェラのナイトクラブで、観客はナイジェリア政府当局の包囲をかいくぐってカラクタ共和国の有刺鉄線を超え、命がけでShrineでのライブを聞きに集まった客達というわけだ。<br />
 <br />
そんなこととはつゆ知らず、フェラ・クティの半生を、フェラ・クティ自身の音楽に乗せて描いたミュージカル、すなわち『ジャージー・ボーイズ』のようなジュークボックス・ミュージカルを予想して劇場にやってきたわたしは、ものの見事に裏切られた。<br />
 <br />
ミュージカルが始まってほんの数分で、2009年のブロードウェイから時空間を超えて1978年のナイジェリアにポンと放り込まれたのである。<br />
 <br />
その時空間の旅を助けるのは、尊大な態度と色気とカリスマを持ってフェラを演じる俳優だ（サ・ンガウジャとケビン・マンボのダブルキャスト）。<br />
<br />
刺繍があしらわれたピンクやブルーのベルボトムパンツをセクシーに着こなし、腹のシックスパックを見せびらかし、見事な口パクでバリトンサックスを吹き（正確には吹いているように見せ）、聴衆を魅了しながら劇場中の観客をコンサートの一部にしてしまう。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/05/broadway16_3.jpg" alt="" title="" width="400" height="267" /><br />
フェラ・クティを演じるケビン・マンボ<br />
(C) Monique Carboni</p>
 <br />
そして、『Spring Awakening（春のめざめ）』でトニー賞を受賞したビル・T・ジョーンズが振り付けた、ダンサー達を次から次へと病院送りにするほど過酷なダンスを、ショウが始まる前から終わるまでたっぷり、週に８回も披露してみせるアンサンブル達の底力にも目を見張る。<br />
 <br />
また、たとえダンサーでなくとも、音を聞いたら自然に腰を振ってしまう音楽を提供するのは、アレンジと演奏も担当するアンティバラス・アフロビート・オーケストラ（Antibalas Afrobeat Orchestra）。<br />
<br />
ブルックリンを拠点に世界的に活動し、実際にフェラ・クティのバンドメンバーだったミュージシャン達も認めるこのバンドのアフロビートを聞くと、自分がブロードウェイの劇場に居ることをすっかり忘れてしまう。<br />
 <br />
そして、実際のShrineを知る人にまで「まるで本当のShrineに居るようだ」と言わしめたセットと舞台美術。<br />
さらに、そのShrineを時にポップに、時に荘厳に見せる美しい照明の力と、効果的にトタン板に映し出される映像の力も大きい。<br />
 <br />
この作品を「偉大なミュージシャンであり活動家であるフェラの半生を描いたミュージカル」と単に呼ぶことは難しい。<br />
 <br />
これは、今を生きる現代人に今は亡きフェラを体験させるために作られた、今までのブロードウェイ・ミュージカルの枠を超えた全く新しいミュージカルだ。<br />
 <br />
全てが渾然一体となってよりパワフルなエネルギーを生み出しているこの作品を観た後、わたしに口にできるのはただひとつ。<br />
 <br />
フェラのコールに応えたリスポンス、「Yeah Yeah!」だ。<br />
 <br />
 <br />
<p style="color: #ff6600;">勝手に腰が動く度：★★★★★<br />
「すごいものを見たぞ」度：★★★★★<br />
フェラ・クティのことが良くわかる度：★★<br />
フェラ・クティのことをもっと知りたくなる度：★★★★★<br />
チケットに払っても良い金額：$122（フルプライス）</p>
<br />
</p>
<blockquote><p>
＜オマケ１＞<br />
この作品は、2008年9月にオフ・ブロードウェイで１ヶ月だけ上演されて大絶賛を受け、１年後の2009年11月にブロードウェイに移ってきたものだ。今年の11月からはロンドンでの上演も決定しており、ブロードウェイに引き続き、サ・ンガウジャとケビン・マンボの二人がフェラを演じる予定。<br />
 <br />
＜オマケ２＞<br />
フェラの半生を描いた映画がもうすぐ作られる予定。これも楽しみだ。<br />
 <br />
 ＜オマケ３＞<br />
5月4日に2010年のトニー賞候補がアナウンスされ、『Fela!』はリバイバルの『La Cage aux Folles』と並んで11の最多ノミネートを受けた。<br />
ノミネート部門は、作品賞、脚本賞、俳優賞（サ・ンガウジャ）、助演女優賞（リリアス・ホワイト）、美術デザイン賞、衣装デザイン賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞、監督賞、振付賞、オーケストレーション賞で、トニー賞の発表は6月13日。<br />
</p></blockquote>
<p>
<br />
“Fela!”<br />
劇場：Eugene O’Neill Theater<br />
230 West 49th Street (Bet. Broadway &#038; 8th Avenue)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://www.felaonbroadway.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.felaonbroadway.com/?referer=');">http://www.felaonbroadway.com/</a><br />
 <br />
Student Rush Ticket：有り<br />
学生のみ購入可能なラッシュチケットは、開演２時間前に発売開始になる。お値段は$27.00で、有効な学生証を持っている人が１枚のみ購入できる。<br />
但し、毎回販売されるとは限らないので、予め劇場のBox Officeで確認すべし。<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール（2010年5月5日現在）：火　午後７時／水・木・金・土　午後８時／日　午後７時30分／土・日　午後２時<br />
＊ 水曜と日曜のパフォーマンス時間は週によって変更になる場合があるので、オフィシャルサイトでスケジュールをチェックすべし。<br />
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<div id='dir_7'></div>
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//<![CDATA[
if (GBrowserIsCompatible()) {
    wpGMaps.wpNewMap(7, {"name":"Eugene O\u2019Neill Theater","mousewheel":true,"zoompancontrol":true,"typecontrol":true,"directions_to":false,"directions_from":false,"width":"100%","height":"270px","description":"","address":"230 West 49th Street, New York, NY"});
}
//]]&gt;
</script><br />
 <br />
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Fela/dp/B003H6Z0UO%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003H6Z0UO" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Fela/dp/B003H6Z0UO_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003H6Z0UO?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Z7GmCttKL._SL160_.jpg" border="0" alt="Fela" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Fela/dp/B003H6Z0UO%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003H6Z0UO" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Fela/dp/B003H6Z0UO_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003H6Z0UO?referer=');">Fela</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Fela! <br /><br />Knitting Factory  2010-06-08<br />売り上げランキング : 216256<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Fela/dp/B003H6Z0UO%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003H6Z0UO" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Fela/dp/B003H6Z0UO_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003H6Z0UO?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table>
　<br />
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　<br />
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<br />
</p>


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		<title>No.15 老いも若きも中年も、ワルツを踊って相手を変える『A Little Night Music』</title>
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		<pubDate>Mon, 05 Apr 2010 08:06:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[セレブ]]></category>
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キャサリン・ゼタ＝ジョーンズほど美しくゴージャスで、お色気たっぷり、ウィットたっぷりの自信満々女でさえ、まだアヒルのオマルを使っていそうな18歳の小娘から男を取り戻すことができない世の中なんて！
ゼタ＝ジョーンズ以 [...]]]></description>
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<p>
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズほど美しくゴージャスで、お色気たっぷり、ウィットたっぷりの自信満々女でさえ、まだアヒルのオマルを使っていそうな18歳の小娘から男を取り戻すことができない世の中なんて！<br />
ゼタ＝ジョーンズ以下の40女はいったいどうすりゃ良いというのか？<br />
 <br />
去年の12月もそろそろ終わりにさしかかった頃、ブロードウェイでオープンしたばかりのリバイバル・ミュージカル『A Little Night Music』を見ていたわたしは、心の中で小さく悪態をついた。<br />
<span id="more-2619"></span><br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/04/broadway15_1.jpg" alt="" title="" width="210" height="248"  style="margin: 10px; float: left;" />時は20世紀初頭、舞台は夏の白夜のスウェーデン。<br />
登場するのはそれぞれ間違った相手とくっついている年齢の異なる男女達。<br />
 <br />
若すぎる妻と再婚した中年男。<br />
父親の再婚相手に恋する息子。<br />
その息子をもてあそぶ奔放な女中。<br />
昔の愛人を新妻から奪おうとする女優。<br />
それを邪魔する女優の愛人。<br />
そして、女優から夫を取り戻そうとするその妻。<br />
 <br />
４組の男女の思惑がもつれあう恋の三角関係を、スティーヴン・ソンドハイムの洗練されたワルツに乗せて、軽快でウィットに富み、それでいてダークなラブコメディに仕上げたのが『A Little Night Music』だ。<br />
 <br />
観ていると、まるでシェークスピア喜劇のミュージカル版か、はたまたスカンジナビア版時代物ウッディ・アレンのミュージカルを観ているような気になる。<br />
 <br />
恋人たちが相手を取りかえ、最後にはそれぞれふさわしい相手とくっつくなんて、まるでシェークスピアの『夏の夜の夢』だ。しかも、台詞はウィットに富み、歌詞は詩的とくる。<br />
 <br />
その上、ミュージカルの元になったのはウッディ・アレンが賞賛を公言してはばからないスウェーデンの映画監督、イングマール・ベルイマンの作品。しかも、ベルイマンを一躍世界的に有名にした1955年のコメディ、『夏の夜は三たび微笑む』（英題”Smiles of a Summer Night”）である。（注１）<br />
 <br />
そいつを元にヒュー・ウィーラーが台本を、ソンドハイムが音楽と歌詞を書き、1973年にブロードウェイで初演を迎えたのがこのミュージカル。<br />
 <br />
実は、これをソンドハイムの最高傑作であるとする声は多い。<br />
 <br />
さもありなん。<br />
最も有名で、切なく美しい「Send in the Clowns」をはじめ、軽快な「You Must Meet My Wife」やコミカルな「The Glamorous Life」に、早口言葉のような「The Mille’s Son」、カンパニー全員がそれぞれの歌声をかぶせながら美しく合唱する「A Weekend in the Country」などなど、耳と頭と心に残る曲名を上げ始めたらキリが無い。<br />
 <br />
それなのに、ブロードウェイでのリバイバルは初演以来今回が初めてなのだ。<br />
 <br />
その初のリバイバルとなる今回のプロダクションは、2008年にロンドンのMenier Chocolate Factoryで上演されたトレヴァー・ナン演出の作品を、アメリカ仕様のキャストにしたもの。<br />
 <br />
出演するのは『シカゴ』でアカデミー賞を受賞したハリウッドスターのゼタ＝ジョーンズと、舞台、映画、テレビと全ての分野で大成功をおさめ、５つのトニー賞受賞歴を誇るアンジェラ・ランズベリー。（ひょっとして、ジェシカおばさんと言ったほうが通じるか？）<br />
<br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/04/broadway15_2.jpg" alt="" title="" width="400" height="604" /><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
しかし、このキャスティングが発表されて以来、ゼタ＝ジョーンズは、引退を考える女優デジレ・アームフェルド役には美しすぎ、若すぎるというささやき声があちらこちらから聞こえてきた。<br />
 <br />
確かに、初演でデジレを演じたグリニス・ジョーンズは当時たぶん50歳くらいだし、1977年に作られた駄作の誉れ高い映画版でこの役をやったエリザベス・テイラーもやはり45歳くらい。（しかも、この映画のテイラーはかつての美貌に随分と陰りを見せていて、覇気がないその姿は実年齢よりも老けて見える。）<br />
<br />
また、1995年にロンドンのナショナルシアターでデジレを演じて大絶賛されたジュディ・デンチも、当時は既に60歳を超えていた。<br />
 <br />
しかし、実際にベルイマンの映画でデジレを演じた色っぽいエヴァ・ダールベックは、当時まだ30代半ばだ。<br />
 <br />
だいたい、現代でも40代の女優にはなかなか良い役が無いと言われ、素晴らしい女優達がどんどんと観客の目の前から姿を消して半ば引退してしまうのだ。当年とって40歳のゼタ＝ジョーンズがデジレを演じるのになんら文句は無く、むしろ適役。それに、ナンのプロダクションでは全体的な年齢がぐんと下がったため、よりオリジナル映画に近い印象である。<br />
 <br />
あとは演出と役者達のパフォーマンスが調和して、素晴らしい舞台に仕上がっているかどうかの問題だ。<br />
 <br />
そして問題のそのパフォーマンスは？<br />
 <br />
ゼタ=ジョーンズのデジレには、引退の崖っぷちにいる女優感は全くただよっていない。どちらかというと、女優業にもつかの間の恋にもそろそろ嫌気がさし、昔の恋人を取り戻して落ち着こうと恋の駆け引きを始める（そして結局４組のカップルを巻き込む）、我がままではあるがチャーミングな女優として描かれている。<br />
そんなデジレをゼタ＝ジョーンズは、少々「芝居がかった」感を残しつつもそつなく演じるのだ。<br />
 <br />
と、ここで冒頭に戻る。<br />
美しくゴージャスで、お色気たっぷり、ウィットもたっぷりで自信満々。砂時計のようなボディラインを美しく引き立てる衣装に身を包み、舞台上にその姿を見せるだけで、この女を欲しがらない男などいやしないと観客に納得させるゼタ＝ジョーンズのデジレ。そのデジレが、小便臭い幼妻から男を奪うことができないのだ。<br />
 <br />
そんな女が自分と男を道化に例えて歌う「Send in the Clowns」（道化をよこして）には、過去に同じ曲を聴いて感じた切なさとはまた別の切なさを感じ、胸が痛くなる。<br />
 <br />
そしてまた、ラストに訪れるお約束のハッピーエンドにも、この勝ち気な女が自ら勝ち取ったものでないだけに、余計にわびしさを感じるのだ。<br />
 <br />
ああ、それにしても、登場する男のキャラクターはどいつもこいつもなんとアホなことよ！<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/04/broadway15_3.jpg" alt="" title="" width="400" height="311" /><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
ところで、この劇場の看板にはゼタ=ジョーンズとランズベリーの名が仲良く並んで等しく光り輝いている。<br />
しかし、舞台上でより輝きを放射しているのは明らかにランズベリーのほうだ。<br />
 <br />
かつて数々の王侯貴族の愛人として一世を風靡したデジレの母、マダム・アームフェルドを演じるランズベリーは、メイクと衣装のせいで84歳という実年齢よりもかなり年老いて見える。その上、舞台上ではほとんど車椅子に座ったままだ。<br />
 <br />
それなのに、ランズベリーの存在感は劇場中を支配するのである。<br />
もっともそれは、マダム・アームフェルドが居眠りしていない時に限るのだが。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/04/broadway15_4.jpg" alt="" title="" width="400" height="594"/><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
若さと言い、美貌と言い、人目を引くことにかけてはランズベリーはゼタ＝ジョーンズの比ではない。<br />
しかし、ゼタ＝ジョーンズのデジレはランズベリーのマダム・アームフェルドの比ではなく、ランズベリーの前でゼタ＝ジョーンズはまるで演劇学校の研修生のように見える。<br />
 <br />
そして、研修生の師であるランズベリーが、節操のなくなった現代を嘆き、昔を懐かしみながら唄う「Liaisons」は、コミカルでありながらも哀愁があり、今年一番の必見パフォーマンス。<br />
これを生で観られた喜びは計り知れないほど大きい。<br />
 <br />
この作品に登場する幼妻のキャラクターのように、実生活で25歳年上のマイケル・ダグラスと結婚している美貌のゼタ=ジョーンズが、舞台上で18歳の小娘に負ける女優を演じ、女優としての存在感で84歳の大ベテラン、ランズベリーに負ける。<br />
 <br />
そこにちょっとしたアイロニーを感じるのは、わたしだけだろうか？<br />
 <br />
 <br />
<p style="color: #ff6600;">キャサリン・ゼタ＝ジョーンズの息を飲む美しさ度：★★★★★<br />
アンジェラ・ランズベリーの圧倒する存在感＆ショウ・ストッパー度：★★★★★<br />
ソンドハイムの才能を改めて思い知る度：★★★★★<br />
でもソンドハイムの曲は歌詞が全部聞き取れねー度：★★★★★<br />
ましてや絶対に唄えねー度：★★★★★</p>
<br />
<p style="color: #ff6600;">チケットに払ってもよい金額：137ドル（但し、２大スターが出演している場合）</p>
 <br />
</p>
<blockquote><p>注１：もっとも、アレンはこの映画をベルイマンの他の作品ほどには高く評価していない。<br />
そう言えばアレンは、映画『マンハッタン』で親子ほど歳の離れた17歳の女性とつきあう中年男を演じ、そのために生きる価値があるもののひとつとしてスウェーデン映画を上げていた。</p></blockquote>
<p>
<br />
“A Little Night Music”<br />
＊ キャサリン・ゼタ-ジョーンズとアンジェラ・ランズベリーの出演は6月20日まで。<br />
＊ 4月13～25日、ランズベリーは休演<br />
<br />
劇場　Walter Kerr Theatre<br />
219 West 48th Street<br />
(Between Broadway &#038; 8th Ave.) <br />
オフィシャルサイト：<a href="http://www.nightmusiconbroadway.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.nightmusiconbroadway.com/?referer=');">http://www.nightmusiconbroadway.com/</a><br />
<br />
パフォーマンススケジュール：火　午後７時／木・金　午後８時／水・土　午後２時＆８時／日　午後３時<br />
＊$27.00の学生のみの当日ラッシュチケット有り（要身分証明証）<br />
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}
//]]&gt;
</script><br />
 <br />
<strong>キャサリン・ゼタ＝ジョーンズの「Send in the Clowns」</strong><br />
<p class="pic"><object width="450" height="273"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/CfREHtsEtvk&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;color1=0xe1600f&#038;color2=0xfebd01"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/CfREHtsEtvk&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;color1=0xe1600f&#038;color2=0xfebd01" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="450" height="273"></embed></object></p>
<br />
 <strong>アンジェラ・ランズベリーの「Liaisons」</strong><br />
<p class="pic"><object width="450" height="273"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/1VtGU1OfXxM&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;color1=0xe1600f&#038;color2=0xfebd01"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/1VtGU1OfXxM&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;color1=0xe1600f&#038;color2=0xfebd01" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="450" height="273"></embed></object></p>
 <br />
 <table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Little-Night-Music-Stephen-Sondheim/dp/B003A6C6XU%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003A6C6XU" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Little-Night-Music-Stephen-Sondheim/dp/B003A6C6XU_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003A6C6XU?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51rzj18iv-L._SL160_.jpg" border="0" alt="Little Night Music" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Little-Night-Music-Stephen-Sondheim/dp/B003A6C6XU%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003A6C6XU" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Little-Night-Music-Stephen-Sondheim/dp/B003A6C6XU_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003A6C6XU?referer=');">Little Night Music</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9" width="1" height="1" style="border: none;" alt="" />Stephen Sondheim <br /><br />Nonesuch  2010-04-06<br />売り上げランキング : 43160<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Little-Night-Music-Stephen-Sondheim/dp/B003A6C6XU%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB003A6C6XU" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/Little-Night-Music-Stephen-Sondheim/dp/B003A6C6XU_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3DB003A6C6XU?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table></p>


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	</item>
		<item>
		<title>No.14 必見！ まるで音楽の無いイタリアンオペラで「ガラスの仮面」な『A View From the Bridge』</title>
		<link>http://www.nyniche.com/archives/2466</link>
		<comments>http://www.nyniche.com/archives/2466#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 01 Mar 2010 07:06:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[セレブ]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
		<category><![CDATA[舞台]]></category>

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ひそかに「アメリカの北島マヤオ」と呼んでいる俳優がいる。
 
去年の夏、ヒュー・ジャックマン主演の『ウルヴァリン：X-Men Zero』でウルヴァリンの兄貴を演じたあの俳優、リーヴ・シュレイバーのことだ。
 
彼の [...]]]></description>
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<p>
ひそかに「アメリカの北島マヤオ」と呼んでいる俳優がいる。<br />
 <br />
去年の夏、ヒュー・ジャックマン主演の『ウルヴァリン：X-Men Zero』でウルヴァリンの兄貴を演じたあの俳優、リーヴ・シュレイバーのことだ。<br />
 <br />
彼のことをそう呼ぶようになったのは、ブロードウェイでリバイバル上演されたデイヴィッド・マメットの『グレンギャリー・グレン・ロス』を観た2005年の夏からだ。芝居とは思えないリアルさをキャラクターに与えつつ、劇場の隅々まで到達する存在感を放つシュレイバーの力量に圧倒され、そこに北島マヤを見たのである。<br />
 <br />
２年後に観た別の芝居『トーク・ラジオ』でもシュレイバーは期待を裏切らなかった。<br />
 <br />
その彼が今ブロードウェイで、アーサー・ミラーの『橋からの眺め』でエディ・カルボーンを演じている。<br />
これを見逃す手は無い。<br />
<span id="more-2466"></span><br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/03/broadyway14_1.jpg" alt="『橋からの眺め』ポスター" title="『橋からの眺め』ポスター" width="350" height="482" /></p>
 <br />
舞台は1950年代のニューヨーク、ブルックリン。（注１）<br />
タイトルの「橋」とはブルックリン・ブリッジのことだ。その下のイタリア系移民が多く住む地域で暮らす港湾労働者のエディは、妻ベアトリスとともに、両親を亡くして孤児となった姪のキャサリンを手塩にかけて育て上げた。<br />
 <br />
そこに、ベアトリスの従兄弟であるマルコとロドルフォ兄弟が、不景気で仕事の無いイタリアから仕事を求めて密入国してやってくる。<br />
 <br />
同じような苦労を経てアメリカに渡り根付いてきたイタリア系移民にとって、密入国者を匿い助けてやるのは名誉あることだ。逆に密入国者を移民局に密告することほど人間として軽蔑される行為はない。イタリアで飢える妻子に仕送りするマルコと、アメリカでの新生活に希望を抱くロドルフォを、エディは家に匿ってやる。<br />
 <br />
ところが、エディは自分でも気付かないうちに、キャサリンに対して保護者としての愛情以上のものを抱き、執着するようになっていた。そして、キャサリンがロドルフォと親密になるにつれ嫉妬心を燃やす。<br />
 <br />
押さえられない激情と、それでもそれを押さえつけようとする理性の狭間で揺れ動き、葛藤しながら悲劇の結末へと突き進んでいく主人公エディを演じるのがお待ちかねのシュレイバーだ。<br />
 <br />
そして、キャサリンを演じているのはこれがブロードウェイ・デビューとなるスカーレット・ヨハンソン。（注２）<br />
<br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/03/broadyway14_2.jpg" alt="主役の3人。" title="主役の3人。" width="350" height="263" /><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
ここで正直に言おう。<br />
最初にこのキャスティングを聞いたとき、わたしは作品の出来におおいに不安を覚えた。<br />
 <br />
果たして、ヨハンソンにシュレイバーの相手役ができるのか？<br />
 <br />
過去にブロードウェイの舞台に挑戦し、舞台上で所在なさげな姿をあらわにしたハリウッドスターの顔が脳裏に浮かんでは消える。<br />
 <br />
デンゼル・ワシントン。ジュリア・ロバーツ。ジュリアン・ムーア。<br />
 <br />
力量が違いすぎてヨハンソンはシュレイバーの芝居に喰われてしまい、舞台女優としては再起不能になるのではあるまいか？<br />
 <br />
ところが、嬉しいことにわたしの心配は取り越し苦労に終わった。<br />
ヨハンソンは、自分が舞台の上でどう動いて良いのかわからないスターの一人ではないことをあっさり証明して見せたのだ。<br />
 <br />
実際にヨハンソンに会った友人が話していたが、彼女は「10メートル離れていても届いてくるムンムンした色気」を放出するらしい。<br />
 <br />
しかし、舞台でのヨハンソンは、大人の女性としてどう振る舞えば良いのか知らず、自分がかもし出す清らかな色気に気付いていない可憐な17歳の少女であり、おじエディの束縛から逃れて自立を試みる一人の女性でしかない。そして、北島マヤオのシュレイバーと舞台上で堂々とわたり合うのである。<br />
 <br />
もう一度正直に言うが、これにはかなり驚かされた。<br />
 <br />
そして、シュレイバーと堂々と対決する女優がもう一人いる。<br />
エディの妻ベアトリスを演じるジェシカ・ヘクトだ。<br />
さすが、映画『サイドウェイ』でマイルズの元妻を演じ、幸薄そう感をただよわせるのが上手いブロードウェイ常連の舞台女優だけのことはあり、夫の心の中で何が起こっているのか夫よりも先に気付き、夫の心の進行方向を修正しようと努力する妻を哀しく演じていて唸らせるのだ。<br />
 <br />
期待を裏切らないリーヴ・シュレイバーは、ここでも存分にその才能を見せつけ、わずかな仕草や表情でエディの心の葛藤を観客に伝える。その姿はまるで火がついているのを知らない炭火を見ているかのようで、決して消えることのない火を心中でくすぶらせ、時にそれを燃え上がらせ、時に煙を出し、周りの者をその火にからめてしまって悲劇の奈落の底に落ちて行くのだ。<br />
 <br />
また、キャストの素晴らしい演技をさらに引き立てるのが、テナメントが立ち並ぶブルックリンの街を見事に見せたその舞台美術と照明、そして衣装だろう。<br />
 <br />
特にその舞台美術の美しさには目を見張るものがある。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/03/broadyway14_3.jpg" alt="" title="" width="350" height="235" /><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
それらが、あきらめねばならない愛、嫉妬、密告、決闘、殺人といったオペラ的なキーワードを含んだ物語をよりオペラ的に見せ、芝居を見終わった後に、フランコ・ゼッフィレッリ演出版のマスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』を思い起こさせさえするのである。<br />
 <br />
たぶん、この芝居で『カヴァレリア・ルスティカーナ』の有名な間奏曲に当たるのは、キャスト達の調和のとれた演技ではないだろうか。<br />
 <br />
ただ、唯一残念だったのが、キャサリンが恋に落ちるイタリアからの密入国者、ロドルフォの頭だ。<br />
 <br />
劇中何度も”He’s blond!”という台詞が登場するだけあり、ロドルフォがブロンドであることはキャラクターとしても重要なポイントだ。しかし、モーガン・スペクター演じるロドルフォの頭は、どうしても慌てて洗面所で脱色した黒髪にしか見えず、偽物臭さとオキシドール臭さがプンプンただようのである。<br />
 <br />
そのせいで、ロドルフォが唄ったり踊ったり、料理をしたりドレスを作ったりすることを指摘して、「奴は変だ！（ゲイだ！）」とキャサリンの恋心を削ごうとするエディに、あの金髪が偽物だと指摘した方が効果的だとアドバイスしたくてたまらなくなる。<br />
 <br />
しかし、安っぽい金髪のかつらひとつくらいでこの作品を汚すのは無理というもの。<br />
 <br />
『橋からの眺め』が、今、ブロードウェイで一番見るべきストレートプレイであることは間違いがない。<br />
<br />
 <br />
<p style="color: #ff6600;">リーヴ・シュレイバーの北島マヤ度：★★★★★<br />
スカーレット・ヨハンソンの美少女姫川亜弓度：★★★★<br />
ジェシカ・ヘクトの美少女でない姫川亜弓度：★★★★<br />
観劇後に頭の中でオペラが鳴り響く度：★★★★★</p>
<br />
<p style="color: #ff6600;">チケットに払ってもよい金額：121.50ドル（フルプライス）</p>
<br />
</p>
<blockquote><p>注１）芝居は、実際にエディのモデルとなる人物を知っていた人間からミラーが直接聞いた実話が元になっているという。<br />
同じく実話を元に港湾労働者の告発を描いた映画に、エリア・カザンの『波止場』がある。<br />
ミラーの『みんな我が子』や『セールスマンの死』の舞台演出をし、ミラーや作品にトニー賞をもたらした舞台演出家で映画監督のエリア・カザンは、ミラーとも仲が良かった。しかし、1952年にカザンが下院非米活動調査委員会で仲間を告発して以来、二人の仲は変わる。<br />
ミラーはマッカーシズムに対する批判を込めて魔女狩りを題材にした『るつぼ』を書き、カザンは告発者としての自分の立場を擁護するかのように映画『波止場』を作る。<br />
そして『波止場』に込められたカザンのメッセージに対するミラーの応えが、この『橋からの眺め』である。<br />
 <br />
 <br />
注２）今から12年前、ブロードウェイでリバイバル上演された『橋からの眺め』を観たヨハンソンは、いつか自分もキャサリンを演じたいと願っていたそうだ。<br />
マイケル・メイヤーが演出し、トニー賞リバイバル・プレイ部門の作品賞を受賞したそのプロダクションでキャサリンを演じたのは、去年末に急逝したブリタニー・マーフィー。そして、エディを演じてトニー賞に輝いたのは、人気テレビシリーズ『Without A Trace／FBI 失踪者を追え！』でおなじみのアンソニー・ラパリア。<br />
このラパリアとヨハンソン、フランシス・マクドーマンドの共演で、『橋からの眺め』が映画化されると発表されたのは2005年2月だったが、残念ながらこの企画は頓挫し、ヨハンソンは５年後にようやく念願のキャサリン役を演じることができた。</p></blockquote>
<p>
<br />
“A View From the Bridge”＜2010年4月4日までの限定公演＞<br />
<br />
劇場：Cort Theater<br />
138 West 48th Street (Bet. 7th &#038; 6th Avenues)<br />
オフィシャルサイト: <a href="http://www.aviewfromthebridgeonbroadway.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.aviewfromthebridgeonbroadway.com/?referer=');">http://www.aviewfromthebridgeonbroadway.com/</a><br />
 <br />
Rush Ticket：有り<br />
2月23日から当日のラッシュ・チケットの販売が始まった。<br />
但し、立ち見はオーケストラではなくメザニン。<br />
お値段は$26.50。１人２枚まで購入可能。<br />
チケットは、月～土曜は朝10時より、日曜は正午よりボックスオフィスにて販売開始。枚数限定の早い者勝ち。<br />
 <br />
パフォーマンススケジュール：火　午後７時／木・金　午後８時／水・土　午後２時＆８時／日　午後３時<br />
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}
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		<title>No.13 『メンフィス』とソウルとミュージカル・シアター</title>
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		<pubDate>Mon, 01 Feb 2010 22:06:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Lil Akim</dc:creator>
				<category><![CDATA[かぶりつき！ブロードウェイ観劇レポート]]></category>
		<category><![CDATA[ミュージカル]]></category>
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		<category><![CDATA[舞台]]></category>
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		<category><![CDATA[音楽]]></category>

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しっかりした物語にノリの良い音楽とダンス。
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<p>
しっかりした物語にノリの良い音楽とダンス。<br />
唄って踊れて演技ができる俳優陣に、時代とキャラクターにふさわしい衣装。<br />
見栄えのする舞台装置に効果的な照明。<br />
 <br />
2009年10月にブロードウェイでオープンしたミュージカル『Memphis』には、良いミュージカルに必要なものはとりあえず全てそろっている。<br />
 <br />
仕上がりもそつがない。<br />
 <br />
それなのに、そこにあるべき大切なものを感じられず、作り物感がただよう。<br />
そこにあるべきなのにそこにない大切なものとは、いったい何ぞや？<br />
 <br />
魂（ソウル）である。<br />
<span id="more-2307"></span><br />
<img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/02/broadway13_1.jpg" alt="" title="" width="275" height="432" style="margin: 10px; float: left;" />物語の舞台は1950年代のテネシー州メンフィス。<br />
 <br />
人種を分離した教育は不平等だというブラウン対トピカ教育委員会裁判の最高裁判決が出され、ローザ・パークス事件やリトルロック高校事件が起こり、公民権運動がうねりとなって60年代に打ち寄せて行く時代の話だ。<br />
 <br />
もちろん、白人シンガーが黒人シンガーの歌をコピーして唄い始め、「黒い」音楽であるブルースやジャズやリズム＆ブルースと、「白い」音楽であるカントリー&#038;ウエスタンが融合し、ロックンロールが生まれた時代でもある。<br />
 <br />
そんな時代を背景にしたこの物語の主人公は、白人DJのヒューイー。実在したメンフィスのDJデューイー・フィリップスを意識して作られたキャラクターだ。<br />
 <br />
ロックンロールの歴史に詳しい人ならご存知だろうが、デューイー・フィリップスは、アラン・フリードと並んでロックンロールのパイオニアとして有名なDJだ。エルビス・プレスリーが1953年にサン・レコードのドアを叩く数年前から、メンフィスの地元ラジオ局でマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフの「黒い」音楽をオンエアしていた人物で、1954年7月にエルビスが出したシングルを最も早くラジオで流したことでも有名だ。<br />
 <br />
この著名なDJをモデルにして書かれた主人公ヒューイーも、ある夜、転がり込んだ黒人専用ナイトクラブで聴いたレイス・ミュージック（リズム＆ブルース）に惚れ込み、タブーを破って「黒い」音楽を「白い」ラジオ局でオンエアする。<br />
 <br />
黒人用のラジオ局はダイヤルを回してもチューニングしにくい端っこにある。そこではレイス・ミュージックが流れているが、ダイヤルを真ん中に持って行くとすぐに見つかる白人用のラジオ局で流れているのはペリー・コモが唄うスタンダード・ナンバーやブロードウェイのミュージカル・ナンバーばかり。そんな白人用の局に突如としてビートの効いたレイス・ミュージックがかかり、若者達は熱狂する。<br />
 <br />
そして、DJとして人気を得たヒューイーは、さらにタブーを破って黒人歌手のフェリシアと恋におちる。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/02/broadway13_2.jpg" alt="" title="" width="350" height="525" /><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
聴く音楽にまで影響する人種隔離政策。<br />
白人DJと黒人歌手の禁じられた恋。<br />
それぞれの夢を追う二人の成功と挫折。<br />
 <br />
そいつを「黒い」音楽と「白い」音楽、そしてその二つから生まれたロックンロールに乗せて描いたのがミュージカル『Memphis』なのである。<br />
 <br />
と、こう書くとなんだか素晴らしい作品のように聞こえるだろう。<br />
 <br />
確かに狙いは素晴らしい。<br />
作品のテーマと時代と、それを描くために選ばれた素材もぴったりとマッチしている。<br />
 <br />
ラジオのダイヤルを視覚的に使い、白人社会と黒人社会のどちらがメインストリームにあり、どちらがアンダーグラウンドにあるのかを強調する演出もニクい。（しかも、黒人専用のナイトクラブは地下にあり、そこで唄う歌は’Underground’というタイトルなのだから、抜かりが無い。）<br />
 <br />
しかし、素晴らしい狙いも、マッチしたテーマと素材も、ニクい演出も、一気に帳消しにしてしまうのが魂（ソウル）の不在だ。<br />
 <br />
いや、「仏作って魂入れず」と言うべきかもしれない。<br />
黒人達が唄う歌に肝心のソウルを感じられないのだから。<br />
 <br />
曲と歌詞を担当したのは、ボン・ジョヴィのキーボード、デイヴィッド・ブライアン。<br />
人気ロックグループのキーパーソンだけあり、なるほどノリノリの曲を次から次へと登場させてくれる。ここぞという部分で主要キャラクターが熱唱するパワフルなナンバーもそろっている。<br />
 <br />
ところが、「黒い」はずの曲が、なぜかミュージカル・シアターで唄われる馴染みあるナンバーにしか聞こえない。<br />
 <br />
それでいいのか？<br />
 <br />
断っておくが、ミュージカル・シアターの曲に何ら文句があるわけではない。むしろ好きだからこそ、腐るほどのミュージカルを見続けているのだ。<br />
 <br />
しかし、ラジオで流れるブロードウェイのミュージカル・ナンバーに聞き飽きた若者達が初めて聴いた「黒い」音楽に熱狂した話を描くのに、その「黒い」音楽が現代のミュージカル・シアターで聞き慣れた音楽であるとは、なんという皮肉だろう。<br />
 <br />
黒人キャストで唄うオープニング・ナンバーの’Undergraound’も、ドカンとパワフルで観客の注意をグイっと引き付けるものの、地下に押しやられている者たちからにじみでるはずの（とわたしが勝手に期待する）ソウルが感じられない。<br />
 <br />
<p class="pic"><img src="http://www.nyniche.com/new/wp-content/uploads/2010/02/broadway13_3.jpg" alt="" title="" width="400" height="267" /><br />
PHOTO : Joan Marcus</p>
 <br />
モンテゴ・グローバー演じる黒人歌手フェリシアのソロナンバー‘Colored Woman’にも、ひどい差別に遭ったばかりの女性が唄う歌としてのソウルを感じることができない。<br />
 <br />
もっとも、フェリシアがヒューイーに抱いているはずの恋心が客席にはあまり伝わってこないところから判断すると、彼女はこの歌を感情の高まりの発露として唄っているのではなく、演技の上での感情として唄っているからかもしれないのだが。<br />
 <br />
とにかく、白人のヒューイーが心奪われる「黒い」はずの音楽が白っぽい。<br />
ヒューイーが「白い」ラジオに乗せる「黒い」はずの音楽が白っぽい。<br />
 <br />
まるで教科書にある「人種差別とロックの歴史」という一章を原作にしたかのような味気ない作り物臭さを感じるのは、そのせいなのだ。<br />
 <br />
『Memphis』と同様に人種差別と音楽を扱ったブロードウェイ・ミュージカルに『ヘアスプレイ』と『ドリームガールズ』がある。<br />
 <br />
『ヘアスプレイ』は60年代のボルティモアの白人高校生がテレビの人気ダンス番組の人種の壁を破ろうとする物語で、全体がポップに作られているせいか、そのミュージカル・ナンバーにソウルが必要不可欠だとは思わなかった。（もっとも、一部の曲にソウルを感じたが。）<br />
 <br />
また、『ドリームガールズ』は60年代のシカゴ（2006年の映画版ではデトロイト）を舞台に、白人社会での成功を求める黒人歌手とマネージャー／プロデューサーの物語だ。つまり、元々泥臭くない北部の話で、歌そのものも白人にアピールするためにどんどん「黒さ」とソウルを無くしてポップになって行く話なもんだから、登場する歌の大半にソウルを感じなくても簡単にあきらめがついた。<br />
 <br />
しかし、泥臭いメンフィス・ソウルが生まれた街メンフィスを舞台にし、黒人の音楽を白人社会に紹介したDJが主人公の物語では、やはり「黒い」歌にはソウルを感じたい。<br />
 <br />
所詮は、白い世界の人間が作った白い世界の人間のための黒い世界のお話なのだろうか？<br />
それではあまりにも悲しすぎやしないか？<br />
 <br />
ところが、物語も終わりに近づいて来た頃、がっかりして劇場の座席の中に沈み込んでいたわたしの耳と魂にソウルを感じさせるナンバーが届いた。<br />
 <br />
そのナンバーとは、白人のヒューイーがメンフィスへの思いを唄う、ソウル・ミュージックとはほど遠いいかにもミュージカル・ナンバーの”Memphis Lives in Me”。<br />
 <br />
ヒューイーを演じるチャド・キンボールは、クリスチャン・スレイターを思い出さずにはいられないやんちゃ坊主のような母性本能をくすぐる魅力を持っている。そして、わたしがミュージカルを最後まであきらめずに見続けられたのも、何を隠そうこの俳優が惜しげも無く見せるその魅力のおかげだ。<br />
 <br />
ヒューイーよ、お前のソウルはしっかりわたしの魂にも届いたぞ！<br />
 <br />
しかし、ようやく感じたソウルのかけらに酔いしれる暇もなく、続くラストナンバーの”Steal Your Rock ‘n’ Roll”にわたしはまたしても座席の中に沈められてしまった。<br />
 <br />
白人キャストも黒人キャストも入り乱れて明るく唄い踊り、皆ハッピーだと言わんばかりに「魂の声を聞け（Listen to your soul）」というフレーズが賑やかに何度も繰り返される。<br />
 <br />
言っておくが、もしも魂の声を聞きたければ５ブロック北の劇場で上演中の“Fela!”を観に行ったほうがいい。<br />
 <br />
ナイジェリアのミュージシャンで黒人解放運動家であるフェラ・クティを描いた”Fela!”を、Jay-Zやウィル・スミス、ジェイダ・ピンケット・スミスが提供しているにはそれなりのワケがある。<br />
 <br />
そう、あちらには魂（ソウル）が溢れているのだ。<br />
　<br />
　<br />
<p style="color: #ff6600;">ミュージカル・シアターにソウルを求めない人が楽しめる度：★★★★★<br />
ミュージカル・シアターにも作品によってはソウルが欲しい人が楽しめる度：★<br />
主演俳優のクリスチャン・スレイター度：★★★★★<br />
チケットに払ってもよい金額：80ドル（ソウルを求めない人）又は20ドル（ソウルを求める人）</p>
 <br />
</p>
<blockquote><p>
<strong>＜オマケ　その１＞</strong><br />
何を持ってして魂（ソウル）があるとか無いとか言うのか？<br />
要はこちらの魂を高揚させる何かを感じるかどうかなのだが、詳しく知りたければピーター・バラカンの『魂（ソウル）のゆくえ』を読んでもらいたい。我が家にあるこの本は1989年の出版以来愛読されているせいで、すでにボロボロになっているが、2008年に全面改訂版の単行本が出版されたらしいので是非そちらをどうぞ。<br />
<br />
ちなみに、わたしのソウル・ミュージックに対する知識は全てこの本の受け売りと言っても過言ではなく、我が家でことあるごとに「ソウルがある」とか「ない」とか、「黒い」とか「白い」と音楽を評するようになったのはこの本のせいでもある。<br />
 <br />
<strong>＜オマケ　その２＞</strong><br />
あまりにも有名なので今さら説明の必要もないだろうが、リマインダーとして記載しておこう。<br />
 <br />
ブラウン対トピカ教育委員会裁判（1954）：後の公民権運動が盛り上がるきっかけとなった画期的な裁判。1896年に出された「分離すれど平等」という人種の分離を差別ではないとするプレッシー対ファーガソン裁判の判例を覆し、「人種を分離した教育機関は本来不平等である」と判定した。<br />
<br />
ちなみに、ブラウン対教育委員会裁判でブラウン側をサポートする全米黒人地位向上協会（NAACP）のチーフ弁護人を務めたのは、アフリカ系アメリカ人として最初の最高裁判事となるサーグッド・マーシャルで、彼の半生を描いた一人芝居『サーグッド』は、ローレンス・フィッシュバーン主演（というのか？）で2008年の夏にブロードウェイで上演された。<br />
 <br />
ローザ・パークス事件（1955）：公営バスで運転手から白人に席を譲るように言われた黒人のローザ・パークスが、席を譲ることを拒否したために条例違反で逮捕された事件。これがきっかけになり、マーティン・ルーサー・キング, Jr.牧師らが声をかけて大々的なバス・ボイコット運動が始まる。<br />
 <br />
リトルロック高校事件（1957）：ブラウン対トピカ教育委員会裁判の後も黒人の入学を許していなかったアカーンソー州の高校で、９人の黒人学生の入学を州知事が拒否した。その上、「暴動が起きるという情報があった」という理由をつけて州兵を招集し、高校を閉鎖して黒人学生が校内に入るのを阻止した事件。<br />
<br />
ちなみに、アカーンソー州リトルロック出身のミュージカルのキャラクターと言えば、なんと言っても『南太平洋』のネリーだろう。<br />
 </p></blockquote>
<p>
<br />
“Memphis”<br />
 <br />
劇場　Shubert Theatre<br />
225 West 44th Street<br />
(Between Broadway &#038; 8th Ave.)<br />
New York, NY 10036<br />
<a href="http://www.memphisthemusical.com/" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.memphisthemusical.com/?referer=');">http://www.memphisthemusical.com/</a><br />
パフォーマンススケジュール：火　午後７時／木・金　午後８時／水・土　午後２時＆８時／日　午後３時<br />
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}
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<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%AD%82-%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB-%E3%81%AE%E3%82%86%E3%81%8F%E3%81%88-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3/dp/4903951057%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4903951057" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E9_AD_82-_E3_82_BD_E3_82_A6_E3_83_AB-_E3_81_AE_E3_82_86_E3_81_8F_E3_81_88-_E3_83_94_E3_83_BC_E3_82_BF_E3_83_BC_E3_83_BB_E3_83_90_E3_83_A9_E3_82_AB_E3_83_B3/dp/4903951057_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3D4903951057?referer=');"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CL0KyTFoL._SL160_.jpg" border="0" alt="魂(ソウル)のゆくえ" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%AD%82-%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB-%E3%81%AE%E3%82%86%E3%81%8F%E3%81%88-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3/dp/4903951057%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4903951057" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E9_AD_82-_E3_82_BD_E3_82_A6_E3_83_AB-_E3_81_AE_E3_82_86_E3_81_8F_E3_81_88-_E3_83_94_E3_83_BC_E3_82_BF_E3_83_BC_E3_83_BB_E3_83_90_E3_83_A9_E3_82_AB_E3_83_B3/dp/4903951057_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3D4903951057?referer=');">魂(ソウル)のゆくえ</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nyniche-22&#038;l=ur2&#038;o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アルテスパブリッシング  2008-04-12<br />売り上げランキング : 39890<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%AD%82-%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB-%E3%81%AE%E3%82%86%E3%81%8F%E3%81%88-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3/dp/4903951057%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dnyniche-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4903951057" target="_blank" onclick="urchinTracker('/outgoing/www.amazon.co.jp/_E9_AD_82-_E3_82_BD_E3_82_A6_E3_83_AB-_E3_81_AE_E3_82_86_E3_81_8F_E3_81_88-_E3_83_94_E3_83_BC_E3_82_BF_E3_83_BC_E3_83_BB_E3_83_90_E3_83_A9_E3_82_AB_E3_83_B3/dp/4903951057_3FSubscriptionId_3D15SMZCTB9V8NGR2TW082_26tag_3Dnyniche-22_26linkCode_3Dxm2_26camp_3D2025_26creative_3D165953_26creativeASIN_3D4903951057?referer=');">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html"  onclick="urchinTracker('/outgoing/www.goodpic.com/mt/aws/index.html?referer=');">G-Tools</a></font></td></tr></table></p>


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